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株式会社インディソフトウェア
野津 幸治氏
インタビュー
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経営者略歴
Company Data
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鬼才異彩バックナンバー
経営者に学ぶ
(1)『徹夜をさせない』
仕事で徹夜をして、クオリティ高い商品を創りだすことは難しいです。クオリティを求める会社ならば、夜型から朝型に変えてみてはいかがですか?
(2)『社員の存在意義を伝える』
経営者と社員の力がひとつになってはじめて会社です。社員が力となってくれていることを明確に伝えることで、社員は自分の存在意義を確認し、また自信もつき、自然と信頼関係が生まれるのです。
(3)『得意分野を活かす』
人は誰しも得意不得意があります。何事にも挑戦してもらうことも大切ですが、得意分野でパフォーマンスを発揮してもらうことが、社員の成長を加速させるのかもしれません。
株式会社インディソフトウェア
本社:東京都千代田区外神田4-7-5石川興産ビル7F
設立:1999年10月
事業内容:ゲームソフトウェア企画開発事業
WEBソリューション事業
U R L:
http://www.indi.co.jp
今回の鬼才異彩はゲームソフト開発やWEBソリューション事業をされている株式会社インディソフトウェア
代表取締役社長野津幸治氏にお会いしてきました。
公私にわたるコミュニケーションについてのお話や将来の夢など語って頂きました。
『インディソフトウェア』という社名にはどんな想いが込められているのですか?
『インディ』という言葉は、インディビジュアルやインディペンデント、インディーズといった言葉があるように、『個人』や『個性的』という意味を持っているんです。会社のカラーやブランディングというのは、経営者が決めることではなく、そこで働く個々の集合体から生まれてくるものであり、それぞれの個性や力を大事にしていきたいという思いから『インディ』という言葉を社名に用いました。
御社から作り出されるゲームソフトなどの商品には、インディソフトウェアならではの個性が詰まっているわけですね。
そうですね。やはりゲームを作るときも価値基準は自分たちの感性なんです。ですから、自分たちが「このゲームは面白い」と心から納得するゲーム以外は世の中には出せないですね。また、一口にゲームと言っても大きな方向性がふたつあると思うんです。ひとつは、ファンタジーな物語やバーチャルな世界観の中で遊ぶというゲーム。もうひとつは、バーチャルとは反対に実際の社会に近い内容のゲームです。インディの商品は後者に含まれます。2003年からシリーズ化として発売をしている『THEぼくの街づくり 街ingメーカー』という商品は、人と出会い、人とのネットワークで街を作っていくことがテーマとなっています。そしてこの『人との出会い』『人とのネットワーク』は、実は僕が普段の生活の中で大切にしていることなんです。僕は経営者とソフトウェアのプロデューサーというふたつの顔を持っていますが、「経営をうまくやりたい」とか「経営者としてこうありたい」という想いよりも、「人として当たり前のことを真面目にやっていきたい」とか「人として相手に対して思いやりをもちたい」という個としての想いの方が強いんですね。また、メディアとしてのゲームを考えた場合、これほどユーザーが積極的に接してくれるものはないので、自分たちが大事にしているメッセージを伝えるメディアとしては最強だと考えています。だからさきほど申したような「人としての僕らが大事に思っていること」を真剣に作品に込めるようにしています。社外の方からも「ゲーム業界のなかで一番真面目な会社だよね?」と言われたり、スタッフともたまに冗談で「インディって真面目な社会派ゲーム会社だよね」なんて話していますよ。(笑)
経営者とプロデューサーのふたつの顔を持っているというお話がありましたが、それぞれの野津さんの役割についてお話頂けますか?
まずゲーム事業の現場の仕事に関しては、僕よりもはるかにクリエイティブな才能を持ったスタッフが揃っていて、その人数も徐々に増えてきているので、僕自身が現場の細かいところまで関わる割合は少しずつ減ってきています。ただし作品に対する責任を全うするという意味では、バランス調整・デバッグといった最終作業は必ず行います。基本的には、対外的な交渉や契約の場面、また新しいプロジェクトの立ち上げ、制作プロデューサーとしてのマネジメントが僕の仕事になっています。一方、WEBソリューション事業では、僕が窓口となっているお客様がいらっしゃいますので、今でもニーズのヒアリングや企画提案まで全体的に携わっていますよ。次に経営者としての役割についてですが、スタッフがよりいいモノを作れる環境を作ること、そして、ビジネスチャンスをより多く持ってくることだと思っています。例えば、先ほどお話した『THEぼくの街づくり 街ingメーカー++』は、おかげさまで10万本以上売れていて、それなりに結果が出てきているんですね。このように、スタッフが作った商品が世の中できちんと認められる機会、そして更に活躍できる機会を増やしていきたいと思います。また、スタッフを評価することも僕の大きな役割ですね。ちゃんとした評価をするためにもスタッフの仕事ぶりはきちんと見るようにしていますよ。進捗状況や困っていることなどは、ほぼ把握しているつもりです。
徹夜をさせない
社員の存在意義を伝える
スタッフの方々がよりいいモノを作れる為にと、具体的に実践されていることはありますか?
わかりやすいところで言うと、昨年思い切ってオフィスを移転しました。裏通りから表通りへ、広さも倍になり、価格の安い飲料自販機などファシリティも充実させました。また「関東ITソフトウェア健康保険組合」という福利厚生の厚い保険組合に加入しています。仕事面で言うと、スタッフが思う不安要素を出来る限り、僕のレベルで取り除いてあげるように努力しています。スタッフ自身も「よりクオリティの高いゲームを、より面白いゲームを世の中に届けたい」という目標を掲げていると思うんですね。その目標を叶えるために、『スケジュールを必ず守る』、『クオリティを常にキープする』『結果を出す』という点を徹底しようと伝えています。なおかつ
『スケジュールを必ず守る』という点では『徹夜をさせない』ということも大事にしています。スタッフのみんなには気持ちよくいい仕事をしてもらいたい、そして何よりもいい人生を歩んでほしいと思いますね。そのためには余計な心配をせずモチベーション高く仕事に集中してもらうために環境的にも精神的にもバックアップしたいと考えています。
また、仕事を進める上で特に意識していることは『出来ないことを明確にする』こと。
僕には全てのことが出来ないから、みんなが必要なんだということを明確にしていると、役割がうまく分担されるんです。そして、スタッフに仕事を任せるようになると、自ずと信頼関係が生まれているんです。
そして、このような、全てをオープンにして尊敬し合えて信頼が生まれるという関係をスタッフ同士にも持ってもらいたいと思いますし、社外のパートナーさんとの間にも持っていきたいと思っていきたいですね。
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