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株式会社テレコメディア
関田 勝次氏

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経営者に学ぶ

(1)『活動拠点を限定しない』
会社、そして社員の成長を図る手法のひとつとして、事業展開する地域を変えてみることもいいかもしれません。コールセンター事業以外の方でも、固定概念にとらわれず、そしてIT技術をうまく利用することで、実現性が高まります。

(2)『社員と連携プレイで仕事する』
まず仕事の役割をはっきりさせる。経営者自身が向いていないことは、社員に信頼して任せる。おのずと社員は強い責任感を持ち、成長度も増し、最高のプレイヤーとなっていく。

(3)『自分の分身を作る』
社員が仕事で失敗をするとイライラしてしまうこともあるかと思いますが、"自分の分身を作ること"を自分の目標とすることで、心にゆとりが出てきます。

(4)『自分が辞めた後のことを考える』
経営者が会社からいなくなった後も、社員は会社で働くのです。言い換えれば、経営者が社員の未来を預かっているということ。社員の未来の為にもしっかりとした土台作りをすることも経営者の仕事です。



鬼才異彩

株式会社テレコメディア
本社:東京都豊島区高田3-15-14
設立:1981年5月
事業内容:テレマーケティング事業・電話秘書サービス
       マルチメディアネットワーク事業
       人材派遣サービス事業      
U R L:http://www.telecomedia.co.jp
 
今回の「鬼才異彩」は、昨年徳島県に進出し、質の高いテレマーケティング&サービ スを提供されている株式会社テレコメディア 代表取締役社長 関田勝次氏にお話をお伺いしてきました。 徳島への進出のきっかけや将来の展望などを語って頂きました。 。


昨年9月、徳島に巨大なコールセンターをグランドオープンされ、大きく報じられましたね。
           

おかげさまで。このコールセンターは私の自慢でもあります。コールセンターといえば女性が多く働く場所です。設計や什器に至るまで、女性が働きたくなるようなオフィスを目指しました。テラスからは徳島の市街地を見渡すことができ、本当に良いところです。また、近々オフィスを拡張し、当初計画の倍にあたる400名を採用する予定です。そして、本社センターと同規模の1000名まで人員を雇用していこうと考えています。


活動拠点を限定しない

近頃、新規企業が続々と業界に参入しているようですが。

そうですね。コールセンター事業に対してのニーズが増加し、業界各社が人材確保にしのぎを削っています。しかしながら、入社して数ヶ月で辞めてしまう人も多く、特に都心ほどその傾向が多く見受けられます。したがって、顧客満足を追求することがとても難しいのです。 私はこのような現状を打破したくて、人材をじっくり育てるのに適した地域はないかと探していました。そんな時、偶然知り合ったのが徳島県の飯泉嘉門知事でした。飯泉知事は「オンリーワン徳島行動計画」という明確なビジョンを打ち出しておられます。徳島県への進出のきっかけは、「この知事のもとで理想のコールセンターを実現させたい!」と思ったことでした。そのような経緯で、弊社は徳島県の策定した経済再生プラン「1万人の雇用創出計画」に基づいた企業誘致策に応じ、誘致企業の第一号となりました。決断してからは早かったです。今後は大口顧客に対応する戦略拠点にするつもりです。

徳島で求人募集はどのようにされたのですか。

新聞の折り込みチラシを大々的に使いました。徳島県の28万世帯のうち、弊社の通勤圏にあたる11万世帯に募集広告が配布されたのです。他の地方都市と同様に就職難ということもあり、数多くの応募者が集まりました。 雇用形態は正社員もしくは契約社員がほとんどです。入社後の仕事ぶりを見ていると、仕事の覚えも早いです。最初は1コールの対応に200秒かかっていたところ、180秒、150秒に短縮という具合に驚くほどスキルが向上しています。また、都心と比べても非常に退職率が低いため、300名採用という当初計画を400名に上方修正致しました。

徳島の女性は真面目な方が多いんですか。

四国地方の男女の働きぶりを例えて「讃岐男に阿波女」というのですが、"阿波女"は何事にも一生懸命だと感じます。パートタイマーの方の採用を決めた時のことですが、その方は「ありがとうございます!」と、嬉しさのあまり泣き出されてしまうほど。おそらく仕事に対しての思い入れが強いのでしょう。 そんな徳島県に進出したことは、もはやご縁としか言いようがありません。 弊社の経営理念に『お客様の声に耳を傾け、さらにその期待を上回ることによって信頼を得ること』とあります。ここ数年、理念を実現することができず悩み続けていました。しかしこの徳島の地であれば、私の理想とするコールセンターが実現できるのではないかと思っています。

しかしながら、徳島という新天地に行くと決めた時、社員の方々には動揺があったのでは?

確かに転勤となる社員もいましたので、多少の混乱はありました。その時に思い出したのが、 『一燈を提げて暗夜を行く 暗夜を憂うる勿れ 只だ一燈を頼め』という佐藤一斉先生の言葉。この言葉を胸に、徳島への進出について社員の理解を得るよう努めました。


 
 
 
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