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株式会社
フージャースコーポレーション
廣岡 哲也氏
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後編 Page
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経営者略歴
Company Data
鬼才異彩バックナンバー
株式会社フージャースコーポレーション
本 社:東京都千代田区丸の内1−8−1
丸の内トラストタワーN館19階
設 立:平成6年12月
事業内容:新築マンションの企画・分譲事業
U R L:
http://www.hoosiers.co.jp
今回は、株式会社フージャースコーポレーションの代表取締役廣岡哲也氏にお会いしてきました。
会社は「人軸」という考えに至る経緯や、採用と社員教育に対する思いを語って頂きました。
積極的に人材採用をなさっているようですね。
はい、おかげさまで。2000年4月から、新卒学生の採用を始めて今年で6年になりますが、来春からは今までの10名採用から15名採用に規模を拡げました。というのも、当社では入社して3〜5年くらいで一通り仕事を覚えて一人前になるということが分かりました。また、ある程度社員数を増やしても育てていけるという実感があり、会社として機能していく自信がついてきたので、ここから積極的に採用しようというわけです。離職率も大変低い会社です。
例えば市況の回復を先読みして人を増やすなどというよりも、人材を教育できる自信がついたから、という理由が大きいと。
はい。当社は完全に「人軸」の会社です。市況は決して楽観できる状況ではないものの、当社の成長余力を妨げるほどではないと考えています。というのも、当社が選んでいる新築分譲マンションのマーケットは懐が深いんです。市況の浮き沈みはあっても「なくなる業界」ではありません。今この業界は首都圏で8〜9万戸のマーケットがあると言われていますが、これが少子化で5〜6万戸になったとしても、その中で2000〜3000戸を当社が取っていけば十分な成長を図れるわけです。その意味で、自分たちが選択している業種に全く不安を持っていません。市況の心配をするよりは、同業他社よりもきちんといいものを作って、お客様に喜ばれることを考えるのが大事。そうすればまだまだ拡大できると思っています。
「人軸」というお考えを持つに至った経緯などがありましたらお聞かせください。
私がもともと起業した動機は、自分自身の成長意欲なんです。自分が成長するためには、社長という職業が一番いいであろうと考えたからです。ですから社員に対しても「働く上でのモチベーション」をとても大事にしています。そんな背景から「人軸」の重要性を意識するようになったのかと思います。 また、創業時に販売会社からスタートしたというのも理由の一つです。お客さんに3000万、4000万という大きな買い物の意思決定をさせるなんて、人間的な信頼なしには語れない職種なんです。お客さんの心のひだのかなり深いところまで立ち入らないとできない仕事です。同様に社員に対しても、心のひだの部分に立ち入って、彼らの働く意欲をどう高めるかということに自然と興味がいくようになりました。
人軸を重要にする廣岡社長が、入社してくる社員、あるいは今いる社員に求めることは何でしょうか。
やはり成長意欲です。仕事を通して自己成長したいという意欲の強い人。この条件は譲れません。そのためには、採用時も入社後もそうですが、謙虚で前向きな人。これに限ります。
「謙虚で前向き」がキーワードですか。
はい。私自身が創業から4、5年目ぐらいまでは、相応の下積みを積んできている中で、謙虚さや前向きさを失ってはいけないと意識していましたし、ジャスダック上場、東証二部、一部上場と会社が成長していく段階でもそう考えていました。世の中の社長という方々を見ていると、ある程度達成感を持つとそのポジションにあぐらをかきだす人もいます。その人たちが謙虚じゃないということではないのですが、人間は一定のポジションにつくと安住してしまうところがありますよね。だけど安住した瞬間、こう言うとちょっと生意気だけれど、私から見て「この人は超せそうだな」と思えてしまうんです。その一方で、セブン-イレブンやトヨタは安住していない会社なのかなと思っています。結局、安住していない会社とは、当たり前をきちんとやり続ける会社なんだと考えています。
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