株式会社マングローブ
 
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株式会社パソナアイ
(2006年7月に株式会社パソナオンと経営統合、株式会社パソナユースに
なりました)

長谷川 智紀氏

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鬼才異彩

 株式会社パソナアイ
(2006年7月に株式会社パソナオンと経営統合、
 株式会社パソナユースになりました)
本   社:東京都渋谷区道玄坂1-12-1
       渋谷マークシティ ウエスト17F
設   立:2004年11月
事業内容:新卒・第2新卒向けWebサイトによる就職支援事業
U  R  L:http://www.pasona-youth.co.jp/
社長ブログ:http://ameblo.jp/20works
 
今回の鬼才異彩は、「20代のチカラで日本を元気にしたい」そんな思いで20代に特化した転職・求職サイトを
展開する株式会社パソナアイの代表取締役社長・長谷川智紀氏にお話を伺ってきました。昨年の11月に会社を設立され、パソナグループ初のWEB事業での就職支援サービスへの進出、さらには社長含め役員はすべて20代で構成されているパソナアイ。
前編では、長谷川社長がパソナアイという場で、今何を考えどう行動しているかという所にフォーカスをあて、
お話を伺いました。


非常に若い方々で会社を立ち上げられたと伺っていますが、どのような組織になっているのかというのが非常に気になります。そこで、長谷川社長が思う理想的な組織の姿、そしてそれは現在の姿と比べてみてどうですか?まずは理想的な姿についてお聞かせください。
           

組織というのは大きく分けて4つくらいに分類されると思っています。
1つ目は「幽遊白書型」。幽遊白書というのは僕が小学生のときに流行った漫画で、5人くらいのコアメンバーが魔界の妖怪と闘うんです。特徴は5人それぞれのキャラクターが立っていて、さらに一人ひとりがすごく強い。ひとりで戦ってもちゃんと敵に勝てるだけのパワーを持っている。個々の役割分担が明確で、個々が普通の人の120%ぐらいの力を持っている組織ですね。
2つ目は「必殺仕事人型」。昼間はそれぞれが違う仕事をしていて夜は必殺仕事人。今回のパソナアイ立ち上げの時も、それぞれのメンバーが会社で仕事をしながら、プロジェクトという形で夜だけとか土日だけやってもできるのかなと思いました。そういう組織の形態もあるかなと思います。その方が逆に継続するものもあると思っています。
3つ目は「ワンピース型」。ワンピースというのは今でも小学生に大人気の漫画で、海賊になりたい主役の男の子がいるのですが、彼が大きな宝を目指して旅をするというストーリーです。その途中でいろんな仲間が船に乗って来て仲間になり、困難に打ち勝ったり敵を倒したりして宝を目指して旅をするんです。特徴的なのは7名くらいの登場人物それぞれのスキルは高くはないんですが、キャラクターがものすごく濃いんです。ひとりになるとすぐに負けそうになってしまうのですが、負けそうになった時に仲間が助けに来て、最後はみんなの力を合わせて勝つんです。いつもみんなで傷だらけになりながら、でも最後は肩組んで笑っている、そういう組織です。
4つ目は「オーシャンズイレブン型」。オーシャンズイレブンとは2001年に公開されたハリウッド映画で、ラスベガスの金庫から1億6000万ドルを11人のプロ集団が盗むというストーリーです。11人は一般社会から見れば「はみ出し者」なんですが、信義に厚く実力はピカイチ、それぞれ自分のスタイルと美学を持つ男たちによる、史上最強の「犯罪ドリームチーム」なんです。彼らはミッションを達成したらまた散っていくんですけど、そのようにプロジェクトごとに人が集まってその時だけチームができるという形は理想的だと思っています。普段はお互い離れているけど誰が何を得意としているかというのはすごく知っていて、信頼関係があって「大切な想い」だけはしっかりと共有されている。そんな形の組織が10年後くらいにはスタンダードになっているような気がします。

現在のパソナアイはどのタイプの組織なんでしょうか?

パソナアイの立ち上げ期は、「ワンピース型」で成功したと思っています。特にベンチャーの立ち上げ期はどれだけ計画してもどれだけ頭のいい人が準備してもミスは起きます。イレギュラーなトラブルが発生した時に信頼関係がないと「あいつがミスした」というとことで一気に心が離れてバラバラになりやすいですよね。でもお互いの信頼関係があればボロボロになろうが失敗が起きようが諦めない。せっかくこのメンバーでやり始めたのだからもうちょっと頑張ってみようという話がどことなく出てきて続けることが出来る。だから結果的に成功するんですよね。理想的な組織のベースは個と個の信頼関係であると思っています。

信頼関係があったから・・・とありましたが、パソナアイではどのように形づくられたのですか?

先程、パソナアイの立ち上げ期は「ワンピース型」で成功したと思っているとお話しましたが、僕は信頼関係の大切さを伝えるために、立ち上げ期の社員に対してあるプレゼンテーションをしました。パワーポイントで作ったものでしたが、想いを注入するプレゼンテーションを行いました。詳しくは企業秘密ですが(笑)、彼ら自身をまずストーリーの中のヒーローにしてあげることが大切だと思いました。そうすることで「あなたに期待しているのはこういう部分で役割はこうだから」というのを強烈に伝えることができると思ったんです。変にビジョンを掲げて明文化して、それを紙で渡して持ち歩かせるよりも形の無い感情を心に残すという方がいいだろうと思ったのです。

「伝える」という言葉が出てきましたが、普段、長谷川社長は社員とどのようにコミュニケーションを取っているのですか?

実は、全社員に対してメッセージすることより一対一のコミュニケーションがすごく多くて話す時間も長いんですよ。全員に対して話すとなると最大公約数のところしか喋れない気がして、僕の中では薄いという印象があるんです。ですから入社前には個々のプライベートなところにまで踏み込むくらい会社と関係ないところまで話をします。それは逆に足を引っ張るというリスクもありますが、僕は一人一人と話すことで、その人が何を考えどんな価値観でどういう人生を歩もうと思っているか知りたいのです。そこの中に僕がどう入れるかということをお互い話をすることを通じて確かめたいのです。そして社員と心の握手が出来た時点でその人の心の中にとりあえず「席をもらったな」と思っているんです。

 

 
 
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