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株式会社パソナアイ
(2006年7月に株式会社パソナオンと経営統合、株式会社パソナユースに
なりました)
長谷川 智紀氏
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後編 Page
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鬼才異彩バックナンバー
株式会社パソナアイ
本 社:東京都渋谷区道玄坂1-12-1
渋谷マークシティ ウエスト17F
設 立:2004年11月
事業内容:新卒・第2新卒向けWebサイトによる就職支援事業
U R L:
http://www.pasona-youth.co.jp
社長ブログ:
http://ameblo.jp/20works
前回に引き続き、後編として株式会社パソナアイの長谷川智紀社長のインタビューをお届けします。
後編では、「長谷川智紀」という人物の学生時代の行動や周りとの関わり方を明らかにし、行動哲学のルーツに迫りたいと思います。経営者マインドを持った学生を採用したいと思っておられる経営者の方々、高校生や大学生のお子様をお持ちの経営者の方々には興味津々の内容かと思います。
それではまず、長谷川社長の生い立ちを振り返ってお話いただけますか?
小学校の頃から喋るのは苦手でしたけど、目立つことは好きでした。これはお恥ずかしい話なのですが、小学校の低学年の頃は政治家になりたいと思っていまして、車に乗ってどこかに行く度に窓を開けて「ありがとうございます、ありがとうございます」と政治家の真似をしていたみたいですよ(笑)。そんな僕でしたが、小学校を卒業する時の夢は学者かピアニストになることでした。親はピアニストではないのですが、近所のおばさんが弾いていて、あの綺麗な音の楽器が弾きたいと言い出して、ピアノは7歳からやっていたんです。
中学になるとピアノができる僕はバンドに誘われるようになりました。そして鍵盤を出来る男子が少ないこともあり、3つ4つと複数のバンドを掛け持つようになりました。最初は文化祭で演奏するためのバンド活動だったのですが、高校生にもなるとやはり本格的になってきまして、文化祭だけでなく、ライブをしたいというようになりました。僕は複数のバンドを掛け持ちしていたため、それぞれのバンドでそれぞれライブをしていると毎週土日が潰れてしまい、スタジオ代も3倍、4倍かかります。それだったら会場をひとつ押さえて自分の関わっているバンドを同じ日に同じ場所でやれば金銭的に抑えられていいということに気づき、さらには他校や他県のバンドを呼ぼうというように次々と展開することとなり、最終的にはライブイベントを企画・運営するまでに発展したんです。
まるでイベントプロモーターのようなことをやっていたのですね。
そうですね。しかし、その「イベント屋」である自分らしさを発揮した一番の思い出は実は中学のときの卒業式なんです。僕は卒業生代表として答辞を読む役だったのですが、舞台に上がったとたん、「答辞を読む前に聞いて欲しいものがあるんです!」と言って、突然幕の裏に隠しておいた自分のバンドでドーンと弾き始めたんですよ。その頃ちょうどブルーハーツが流行っていて「TRAIN-TRAIN」など数曲を演奏しました。もちろん舞台の下にいた人全員がキャーっとなって大変なことになりました(笑)。最後に「リンダリンダ」を演奏した時には、サビのところで卒業生の中で感極まった人たちが次々に舞台に上がって飛び跳ねるという始末になり、もうその場はめちゃくちゃでした。(※長谷川さんが通っていた中学というのは某国立大附属中学校というから、さらに驚きです)さらに、その後の答辞では、「では読みます・・・」といって読んだ内容は、先生と行ったリハーサルの時の文章とはまったく違うものでした。「今、みんなとブルーハーツを歌って飛び跳ねたこの瞬間・・・」というフレーズが答辞の原稿に加わっているんです。これには前日リハーサルを一緒にした先生も苦笑いしてました。こうして自分が仕組んだことでみんなの心がひとつになるという感覚は気持ちがいいなと思うようになりました。
それでは長谷川社長がこの先こうしていきたいと思い描くものはありますか?
僕自身社会をどうこうしたいとか世の中にこうやって貢献したいという事は考えていないんです。大まかに10年後はどうなりたいのかということは考えていますけど、実際は今日と明日くらいまでで、1年後、3年後というレベルでは考えていませんね。僕は我慢することが苦手なので、今を一生懸命生きることで精一杯です。5年後10年後のハッピーのために今を犠牲にするというのは僕の中ではありえない選択なんです。その日その日の一番ハッピーな選択を常に選んでいるんです。そういえば、この前、就活中の学生向けに講演をしたのですが、講演終了後に数名の学生から「今日この後一緒に飲みませんか?」と言われ、朝まで語り明かしたんですよ。本当は休みたかったんですけど、そうやって言ってくれるとどうしても断れないんですよね。
目の前のハッピーを選択をしているということですが、そう思うようになったのはどうしてでしょうか?
実は、人生の最後は僕の中でもう決まっているんです。よく僕は「人生はドラクエだ(※ドラゴンクエストの略:勇者が仲間を見つけ冒険するという一世を風靡したゲーム)」と思っています。攻略本がないドラクエが人生だと思っています。どこでどんな仲間や敵に遭遇するかは分からない。明日何が起こるかはわからない。街中でいろいろな人に出会って、情報をもらって仲間を見つける。ドラクエのすごく素敵なところは戦った敵が仲間になることです。僕はすごくそれが好きで、実際のゲームのエンディングはそうではないのですが、僕は自分の人生が終わったときには、映画のようにエンディングロールが流れ、今まで僕に出会ってくれた人全員の名前が出てきて、全ての人にSpecial Thanksが付いているような人生が最高に豊かだなと思っています。時々喧嘩した人も含めていい親友になっていてお互いなんらかの信頼関係があって「ありがとう」と言って死ねるのがすごくいいなと思っています。そのために一日一日生きているような気がしますね。
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