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株式会社
ビリー・バルゥーズ・ジャパン
野 行男氏
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後編 Page
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経営者略歴
Company Data
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株式会社ビリー・バルゥーズ・ジャパン
本 社:東京都新宿区高田馬場1-17-9
設 立:1993年10月
事業内容:飲食店事業、インターネット事業、広告看板事業
U R L:
http://www.bbj.ne.jp
前回に引き続き、後編として株式会社ビリー・バルゥーズ・ジャパンの野社長のインタビューをお届けします。
ビア・バーを経営していくにあたってのお話や今後の夢などを、熱く語っていただきました。
128種類の各国のビールを揃えてビアバーをオープンしたんですね。
そうです。これが狙いどおりに当たったんです。当時128種類ものビールを集めた店は都内でうちしかなかったんです。また、ビールの種類が多いのと同時に、店員の外国人スタッフがお客さんと楽しく会話しながらサービスするというコンセプトもウケました。とにかくお客さんと話をしながら売っていくというやり方を徹底していたんです。 今でこそ黒ビールとかギネスが売られていますが、当時真っ黒なビールなんてまだ誰も飲んだことのない時代。飲みなれていないから、本当は苦くて飲めないんです。でも日本人はハンサムな外国人に「美味しい?」と聞かれると、なぜか「美味しい」と答えてしまうじゃないですか。その後で「本当は苦いでしょう?」なんて冗談を言うと、また盛り上がんですよね(笑)。また、ビール選びもこだわりましたよ。本当はもっといろいろな種類が集まるのですが、セレクトしたのは美味しさよりも特徴のあるビール。ネタになればいいかなという発想です。例えばEKU28という18度くらいのビールがあります。すごく強くて水割りにしないと飲めないようなビールですが、ネタとして売れるんです。高いけど不思議なことにお客さんからは人気もあるし、オーダーを受ける時の会話も盛り上がるんですよ。 結果、外国人スタッフが会話をしながら接客をするというスタイルが評判となり、『ビール通のためのビールバー』という触れ込みで週刊誌がたくさん取材に来ました。さらには、外国人スタッフも「この仕事は最高だ」と楽しんで働いてくれていましたね。
ブレイクしたのは店を作って何年後ですか?
店をオープンしたのが今から18年前になるのですが、開店から1年後ぐらいにはブレイクしていましたね。ちょうど平成に入った頃です。
そのときもアパレル会社は続けていたんですよね?
はい、アパレルの方も続けていましたが、いずれは辞めようという気持ちは持ち続けたままでしたね。一方で、夜の仕事を本当に楽しんでいたので、昼の方も精神的に気楽でしたね。百貨店の方々からも「高野は何か変わったな」「以前より楽しそうに仕事している」なんて言われたりしてね。今まで遅くまで仕事していたのが、帰りも断然早くなっていましたからね。わかりやすいでしょう。(笑)
その後アパレル会社はどのくらいまで続けていたのですか?
借金が全部きれいになくなったときに、会社もきれいに解散しました。まだ続けていきたいという社員もいたけど、そもそも私はアパレルの物質主義的な考え方はあまり好きではないし、どうしても理念が持てなかったんです。冒頭にもお話しましたが、ファッションなんて全く興味ないし、なんで俺はアパレルやっているんだろうと悩んでいましたし。それになんといってもお金が第一という価値観が嫌だったんですよね。その点、バーの仕事がすごいのは、カウンターを挟むと不思議と向こうもこっちもなくなって、お互いに素っ裸になれるんです。バーテンダーの楽しさってそこにあると感じています。こっちも信頼してもらおうとすれば、お客さんも素っ裸になって信頼を寄せてくれる。そうするとお客さんは気持ちよくなって自分をさらけ出せるから少々高くついても構わないって思うようになるんです。 お互い包み隠さず素っ裸で一緒にお酒を飲める、とにかく楽しいコミュニティスペース。バーという商売は最高だなと心から思います。しかも長く続けば続くほど面白い。100年続けられたら最高ですね。
オープン当初とスタイルは変わっているんですか?
全然変えていませんね。値段も変えていません。
値段はそんなにはお安くはないですよね。
ええ、どちらかというと高いですよ。(笑)本気で酔ったら5,000〜6,000円はすぐに飛んじゃいます。ですからうちは酔うために来るというよりはコミュニティスペースなんです。いかに周りの人間とダベるかという店です。 いつも従業員に言っているのは、「うちの店で5,000円払わせたらお客さんは来なくなってしまう。3,000円だったらまた来てくれる。3,000円をうまく使ってもらえるように努力しなさい」と。自分達のサービスを3,000円で買ってもらうのが狙いだと考えています。
置いているビールの銘柄は今でも128種類ですか?
少しずつ銘柄は入れ替えていますが、だいたいの総数は変わっていませんね。ただ神楽坂店はフランチャイズなので少し少ないかもしれませんが。
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