株式会社マングローブ
 
語る
株式会社リニュアル
代表取締役会長 西脇由行氏


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鬼才異彩

株式会社リニュアル
 所 在 地: 神奈川県横浜市都筑区中川1-4-1
        ハウスクエア横浜2F
 設   立:1995年9月
 事業内容:1.デザインリフォーム
       (デザイナープロデュースのハイセンスリフォーム)
      2.コンフォートリフォーム
      3.新築住宅(デザイナーズハウスのプロデュース)
      4.オリジナルブランド「デザインファクトリー」の運営
      5.オリジナル商品「デザインファクトリー」の開発
      6.店舗プロデュース
 U R L:http://www.renewal.co.jp
 代表ブログ:http://renewal.exblog.jp
 
今回は、 株式会社リニュアルの西脇会長にお会いしてきました。『街づくり』という大きな夢を持って起業し、こだわりのリフォーム業から創業10年に至るまでの道のりを語って頂きました。


起業される前は、何をしていらっしゃったんですか?

学生時代から「何か大きいことを成し遂げたい」という想いがあり、兼ねてから憧れていた東京に高校卒業と同時に出てきました。そして、大手ITメーカーに就職し、エンジニアとして働き始めました。エンジニアという職業柄、毎日コンピュータを前にプログラムを作り、保守点検やシステム構築などを行っていました。しかし、おそらく性に合わない仕事だったんでしょうね、正直仕事をしていて楽しいという気持ちにはなれずにいました。 コンピュータを相手に仕事をしていても、全然ワクワクするような感情が湧いてきませんでしたし、将来ずっとその仕事をしている自分の姿なんて想像すら出来ませんでした。 そういう状況でしたから、これからどうしようかという悩みは尽きませんでしたね。
そんななか、桜木町駅を経由して通勤していたのですが、ちょうど『みなとみらい21』が造成中で、毎日その様子を通勤途中の電車から眺めていました。造成された土地にパビリオンが完成し、イベントが開催され、それが終了した途端に全てが引き上げられていく様子や、その後インターコンチネンタルホテルやランドマークタワーが次々に建ち、街全体が変化していく姿を目の当たりにしているうちに、「自分がやりたいのはこれだ」という気持ちが込み上げてきたのです。街が生きもののように形をかえていく様子に言葉では表現し難いほど興奮しましたね。ちょうど転職を考えはじめていたこともあり、次は『街づくり』に関わる仕事をしたいと希望を胸に不動産業界に転職しました。

なるほど。では、その『みなとみらい21』をきっかけに『街づくり』という大きな夢を見つけたられたんですね。

はい、何をしたいのか迷っていた自分を『みなとみらい21』が気付かせてくれたんだと思っています。念願の仕事に就き、色々と経験させて頂きました。マンションデベロッパーとして、マンション用地の仕入れから企画全般を担当しました。まずは全体の売上げを立て、平均単価に対し坪数を計算し値付けするわけです。マンションの中間階の標準金額が設定されると、階が上がるごとにいくら上乗せ、最上階であればいくら、さらに角部屋であればもう少し上げてといった計算式で値付けするんですね。機械的な数字ばかりの世界で、自分が当初思い描いていた夢との間にギャップを感じ、正直あまり面白味が感じられなくなっていました。というのも、マンションを建てれば売れるというバブル期でしたので、当時は建てることだけに集中し商品企画にはほとんど目が向けられていませんでしたから。次第に「こんな仕事の仕方でいいのだろうか?自分が住みたいと思うマンションを販売しているのか?」と疑問を持ち始め、夢に近づくために自分で会社を立ち上げる決心をしました。

そこからが株式会社リニュアルのスタートとなるわけですね。

そうですね。不動産業界のなかで違うことをしたいがために起業しましたから、業界にはそれまでなかった輸入部材を使用したリフォームに目をつけました。多くのリフォーム会社は、国産部材を使用した一般的なフローリングやドア、キッチンを扱っており、お客様にして見れば、リフォームとはいっても以前より家が綺麗になったという程度のリフォームだったと思います。そもそも日本では10年、20年しかその家に暮らさないという前提で部材が作られていますので、長く住んで風合いを出していくという考え方はありません。板一枚にも反らないように糊がしっかり塗られ、品質は高いのですが、どれも同じで面白くない。5年、10年たったら風合いではなく、ただみすぼらしいだけになってしまうんです。私はそれと同じことはしたくなかったんです。
そこで、私は3つの会社の方針を立てました。1つ目はプランを練る、2つ目は格好良くつくる、そして最後に適正価格で良いものを提供することです。 その家に住むお客様が本当に望むものを提供したいという想いがありますので、話し合いを重ねどんな生活を送りたいかなどを理解した上で充分にプランを練る。そして、綺麗にしただけとか、どこにでもあるというものではなく、こだわりが感じられるセンスの良いかたちを作り上げる。さらには、輸入品だから高値というお客様の固定観念を取り払い、適正な値段で提供することを大切にしてきました。しかしながら、こだわりの部材でリフォームすることを売りにしていましたので、お客様もかなりマニアックな方が多くいらっしゃいましたね。(笑)お客様が希望する特別な部材を輸入するのに時間がかかったり、実際に手元に届くと品質に問題があったり、取替えが必要でも輸入品なので直ぐには出来ず、さらに数ヶ月先になってしまったりということもありました。正直言いますと、収益の面ではなかなか厳しい状況でした。リフォームの場合、極端な状況だと契約して数日後から工事を開始し、1週間後に終了ということがあります。契約から引渡しまでが非常に短いので、輸入部材のみで展開し続けていくのはなかなか難しいこともありまして、自社オリジナル部材も作りはじめたんですね。これが『デザインファクトリー』の原点です。


ところで、長津田にあるリフォームギャラリーは、業界に旋風を巻き起こしたと伺っておりますが。

もともとリフォーム業界は、地域密着型かつ事務所タイプの会社が多かったんです。そんな流れのなか、プロヴァンスをイメージしたショールームを展開し、お客様来店型の店舗を出店しました。これも他とは違うことを展開したかったという理由からなのですね。初の来店型店舗だということで、この業界で話題になり、とても有難いことですが、取材の依頼や店舗見学を希望するご連絡を多く頂くようになりました。
 



 

 
 
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