株式会社マングローブ
 
語る
株式会社トライアンフ
代表取締役 樋口弘和氏


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鬼才異彩

株式会社トライアンフ
 所 在 地:東京都渋谷区恵比寿南1-15-1
       JT恵比寿南ビル2F
 設   立:1998年6月1日
 事業内容:
   1. 人事制度設計業務
   2. アセスメント/サーベイ業務(モチベーション調査など)
   3. 人材開発/研修業務
   4. 採用代行業務
   5. 人事総務業務代行業務(給与計算など)
   6. 社宅管理代行業務
 U R L:http://www.triumph98.com
 
 

前回に引き続き、後編として株式会社トライアンフの樋口弘和氏のインタビューをお届けします。
後編では社員を育てるために行われている取り組みや、社員に対する想いなどについて語って頂きました。

かなり大変な時期を社員の方々と乗り越えてこられたんですね。
では、樋口社長が日頃から大切にされていることはどんなことでしょうか?                


これもヒューレッド・パッカード社での経験から学んだことですが、人を育成することをとても大切にしています。弊社は、利益の半分を社員教育や採用活動に投資しているのです。 また、小さな会社ですが、社内人事専任者を2名おいています。入社者には3ヶ月間ほどたったところで、フォローアップの研修を行います。また、シニアレベルには、年に数回泊りがけでミーティング、ディスカッション、ワークショップを徹底的に行い、会社やチームの課題を明らかにします。教育と聞くと、研修コースを用意することをイメージされる方が多いと思いますが、弊社の場合は少し異なり、徹底的に議論することも教育のひとつだと考えています。もちろん、外部の研修に通う社員もいるのですが、こうした投資の対象は、何かの目的があって自ら通いたい、勉強したいと強く希望している社員だけです。このような教育スタイルが社内に定着してきていることもあり、社員からの愚痴はほとんど出ません。実は、これが私の狙いでもありますが。(笑)

社長である私が唯一社員に約束できることは、育てることに時間をかける、お金をかける、情熱をかけることだけなのです。このことは社員にも折りに触れて伝えていますので、この3つの約束をきちんと守る姿勢があれば、ある程度のことは我慢してくれるんじゃないかと思っています。

御社では、『樋口ゼミ』というものを開催されているとホームページで拝見しましたが、具体的にどのようなことをされているのですか?
           

毎回違った取り組みをしています。例えば、全員が同じ映画を見て、その作品に関して議論することもあります。人をテーマにした作品に触れ、お互いの意見をぶつけ合うことで、人間に対する好奇心や関心を深めていきたいと思ったことがきっかけで始めました。さらには、その作品に関する感想文を書かせることもあります。出来の良い感想文には私が花丸を付け、社内図書室に張り出す場合もあります。このように、仕事からかけ離れたようなことが『樋口ゼミ』のテーマになることが多いですね。

社内図書室には、ビジネス書や専門書だけではなく様々なジャンルの書籍を保管し、社員が自由に読めるようにしています。人に関わる問題というのは悩みがつきませんよね。自分と異なる価値観を持つ人と接するのは、気を遣うことですし、正直疲れることもあります。そんななかでも、社員のひとりひとりが目標を持って前に進んでほしいという気持ちから、多くを学ぶことが出来る書籍をすぐ手に取る場所に置くようにしました。また、本棚には簡単な感想文を書く用紙を設置し、誰がどんなものを読み、どんな感想を持ったかを閲覧できるようにしています。自分が大切だと思うことを、直接伝えるだけではなく、様々な方法で伝えるというのが私の考える『人を育てる』ことなのです。多少寄り道にはなりますが、そういう時間を大切にし続けたいですね。

会社を立ち上げてから気付いたことなのですが、社員が少しでも成長するとか、刺激を受けるとか、そのための環境を整えることが私の生きる上でのミッションであると感じるようになりました。



 
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