株式会社マングローブ
 
語る
株式会社小笠原建築設計事務所
代表取締役 小笠原万正氏


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鬼才異彩

株式会社小笠原建築設計事務所
 所 在 地:東京都立川市柏町3-1-1
       042-537-0098
 設   立:1990年
 事業内容:設計業務全般、施工図(総合・躯体・仮設図面)
        施工管理、技術者出向
 U R L:http://www.ogs-archi.com/index.html
 
今回は、株式会社小笠原建築設計事務所の小笠原万正代表取締役にお話をお伺いしてきました。前編では人との出会いから事業を拡大していったという現在の事業展開と仕事へのこだわりについてお話いただきました。


東京本社を拠点に日本各地に事務所を置かれていらっしゃいますが、西日本支店が島根県にあるというのは珍しいですね。

実は島根県は私の生まれ故郷なのです(笑) 島根での事務所開設にあたっては古くからの友人の存在があり、彼の力なくしては実現しなかったと思います。
当時、日本全国各地の仕事の依頼をいただく機会も増え、そろそろ関東圏以外にも事務所を出す必要があるだろうと考えていた時期に、ちょうど友人も故郷島根で設計事務所を立ち上げようとしていたのです。しかし、バブル崩壊直後ということもあり、島根県内で発生する仕事は非常に少なかったため、そのような状況であれば弊社の『西日本支店』というかたちでお手伝いただけないかとお願いしたのです。快く引き受けてくれたという経緯から、島根県に西日本支店が誕生したわけです。島根を拠点にしてはいるものの、現在は西日本以南の案件をほとんど請けています。

既に中国にも事務所を置かれていると聞いておりますが。

中国への進出を決意したのも、中国にいる友人の存在が大きいですね。現在、西安に仮事務所を置いていまして、これを現地法人化させるために準備を進めている段階です。西安事務所には約50名のスタッフを予定しておりまして、現地の設計業を請け負うほか、日本で発生する構図作業なども行う予定でいます。今までを振返ってみても、人軸で事務所を開くことが多かったように思います。

西安はどのような地域なのですか?

シルクロードの基点になっている地域で、中国の内陸部にあります。建築業の盛んな地域と聞くと上海や大連というイメージを持たれる方も多いと思います。確かに、西安はそれらの地域に比べると発展途上ではありますが、これから伸びると予想される都市ではあります。地域性なのでしょうか、西安の方たちはあまり西安の外には出たがらない、地元志向の人が多いと感じています。また、大学や建築関係の工科大学も多く、建築関連の職を目指す人材が豊富な地域ともいえます。
しかし、人材が豊富な上に人件費が安いという利点はあるものの、なかなか人が育たない土壌でもあると頭を悩ませることもあります。少しでも収入の良い働き口を見つけると、すぐ他の職場に移ってしまう人も多いのです。社内研修を充実させ、これからリーダーに抜擢しようと考えている矢先に退社されることもしばしばです。(笑)国民性の違いもありますから、すべてを日本と同じように考えるのは難しいですね。

ところで、御社の事業概要を教えてください。

建物の企画基本設計、実施設計、設計監理、現場管理、施工図といった一連業務を行っています。また、平成12年には、株式会社ティー・エム・システムという人材派遣会社を設立し、建築に関する技術者を主に派遣する事業も始めました。現在総勢120名ほどの社員がおります。


 

 
 
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