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株式会社フィード
代表取締役社長 今井泰之氏
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株式会社フィード
所 在 地:東京都港区麻布十番2-10-3
マイスクエア6F
03-5441-3355
事業内容:企業の広告、セールスプロモーション
WEBプロモーションの企画・制作
U R L:
http://www.feed-inc.com
前回に引き続き、株式会社フィードの今井社長のインタビューをお届けします。
後編では、新しい気づきを得るため社員ひとりひとりの取り組みや毎年恒例の全社を挙げたイベントについてなどお話いただきました。
先ほど「気づきを大切にする」というお話をされていましたが、人が気づかない部分に敏感になることはとても難しいことではないかと思います。新しい気づきを得るために、社員の方に対して心がけてほしいと思われていることはありますか?
お客様の商品が並ぶ売り場に出向いていき、消費者の動向を目にすることは最低限してほしいと思っています。ただ、それだけで企画力や提案力を高めていくのは正直難しいですよね。様々なことに「気づく」には、予め自分の中に引き出しを多くもっていなければ、ちょっとした変化にも気づくことはできないと思うのです。そのためには、やはり引き出しを増やし、ひとつひとつの引き出しの中身を満たすような努力を忘れてほしくないですね。
例えばデザイナーの場合、デザインについてはよく勉強し知識はあっても、マーケティングについては勉強したことがないという人も多いです。専門領域以外の勉強をする時間がなかなか取れず、目の前のデザインのことしか考えられない。しかし、マーケティングを勉強することで違った見方ができるようになり、もっと幅広い視点を持って仕事に向き合えるようになるんじゃないかと思うのです。
そのために、何か特別な取り組みをされているのですか?
今期は「全員がスキルアップする年にしよう」というスローガンを掲げています。今までも、研修やセミナーに参加したいという申し出があれば、もちろん積極的に参加してもらっていました。しかし、今期は各自からの申し出の有無にかかわらず、社員全員にスキルを高める取り組みをして貰おうと、あえて時間を作るように指示しています。また、社員ひとりひとりにどんなスキルアップをしてほしいか、どんな研修を受けてほしいかなど具体的な話までしています。そして、それに対応すべく、社外だけではなく、社内での勉強会も積極的に開いていこうと、つい先日はデザイナー向けに『絵で見てわかるマーケティングセミナー』を社内で行いました。
今までは、スキルを向上させたいと思っていたけれども時間がなかなか作れないとか、費用がかかるので言い出しにくいということがあったかも知れません。ところが、会社が積極的にスキルアップを支援すると決めてしまえば、誰もが気兼ねなく参加できますし、会社全体のスキルが上がっていくという効果が感じられるのではないかと期待しています。 つい先日も、デザイナーがある新商品のPOPデザインに取り組むため、その企業の歴史を知りたいと静岡にある企業の歴史博物館にまで出かけてきたという話を聞きました。少しずつスキルアップの精神がひとりひとりに浸透してきているという現れのひとつではないのかと思っています。
新しい気づきのため、今井社長が日々心がけていらっしゃることがあれば教えていただきたいのですが。
私個人のことでいえば、話を聞く力、質問をするスキルをさらに高めていきたいと思っています。気づく、思いつくことができる状況とは、そのベースとなる情報がきちんと蓄積されていないとできないことだと思うのです。情報が蓄積されているからこそ、相手の望むものを察知する、提案することができる。
何のためにお客様の話を聞くのか。極論を言ってしまうと、それは先方に喜んでいただく、気がついていない点を探るためですよね。お客様先にお伺いし時間を頂いているにもかかわらず、聞く力がなければ、聞くべきことを聞きだせずに、結局何も聞かなかった時と変わらない企画しか提案できない。これでは、全く意味がありませんよね。たとえ短時間であっても角度を変えた質問することで、新たに何かに気づき、思いつく。話を聞きながら自分のなかに有効な情報を増やしていく、もしくは深めていく。これを意識的に行おうと心がけています。この身体感覚を磨いていけば、除々に聞かなくても察知できる、肌で感じる力がついてくると思っています。
なるほど、社長が先頭に立って実行に移されているわけですね。
ところで、社内ではどのような体制で各プロジェクトを進めていらっしゃるのですか?
ケースによって異なりますが、基本的にはプロジェクト毎にチーム体制をしいています。営業担当とプランナー、そしてデザイナーをひとつのチームとすることが多いですね。お客様から頂いた案件を、それぞれの立場からアイディアを出し合って進めています。時には、チーム外のスタッフにも声をかけ、知恵を借りるようなこともしているようです。横断的に意見を聞く、直接そのプロジェクトに関わっていない人にも自由に意見を聞いてみるといったことが、当たり前にできるような雰囲気が社内に出来上がっています。
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