株式会社マングローブ
 
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株式会社ウィルシード
船橋力 氏

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経営者から学ぶ

(1)『組織づくりや内部マネジメントを優先する』
意識的にコミュニケーションをとる姿勢。時に会社経営のために、外貨獲得よりも大切なことかもしれません。
(2)『話す機会を創る』
お金をかけなくてもコミュニケーション向上のために出来ることはたくさんあります。
研修もそのひとつではないでしょうか。
(3)『ビジョンを共有する』
まずは社員にビジョンを伝える。ビジョンを常に共有しておくことで、そのあと方向を変えても社員のベクトルも修正しやすくなるんですね。
(4)『社員は経営者の鏡』
社員は経営者の影響をダイレクトに受けています。表情・仕事への取組み姿勢すべてです。経営者が笑顔であれば社員も笑顔。
鬼才異彩

株式会社ウィルシード
本社: 〒107-0052東京都港区赤坂2-8-6 国際赤坂ビル別館3F
設立:2000年7月7日
資本金:1000万円
社員数:25名(2004年10月現在)
事業内容:教育プログラムの開発、提供
       企業向け人材開発・人材教育プログラムの提供
       学校向け体感型教育プログラムの開発・提供
HP:http://www.willseed.co.jp/
 
今回は、全国30以上の自治体の公立校や私立校にて20000人以上の子ども達に教育プログラムを提供している、株式会社ウィル・シードの代表取締役社長 船橋 力氏にインタビューを行いました。
株式会社ウィル・シードでは、経済産業省の『起業家的人材の育成』という方針に則り、日本全国の教育現場にて、オリジナリティー溢れる、体感型の教育プログラムを実施しています。
2000年7月に設立して以来、急成長してきた中で発生した様々な課題と、それに対してどの様に取り組んできたか?また、船橋社長のビジョンについて語って頂きました。


創業からの4年間で辛かったことや苦しかったこととしてどのようなものがあるか、お聞かせ下さい。

いきなり、辛かった話ですか。(笑)そうだな・・・まず設立当初。学校事業をやりたいということで、
学校現場のリサーチ等をしていましたが、最初の半年間は全く売上が無かったですね。と言うのも、
学校はやっぱりお金がないんですよ。それに民間企業と比べて、意思決定も遅いですからね。何よりも体感型・体感ゲームというものが当時知られていなくて「何だそりゃ?」という中でしたから。最初の9ヶ月は売上も上がらず会社も潰れかかって・・・だから貯金を崩しながら生活をしていました。(笑)そんな中、ソニー(株)様が導入を決めてくださって、結果的には年度末には利益を出すことが出来たんですけどね。それが一つめですね。  もう一つは最近です。半年くらい前かな。現在25人くらい社員がいるんだけど、これくらいの数になると『会社』になっちゃうんですよ。昔は、僕が何を考えているか、以心伝心でみんなに伝わったんだけど、社員が増えると伝わりにくくなってね。そんな中、社長はいつも外に出ている、っていう状態。それに、うちには色々な会社の出身者がいます。それは、色んな『モノ』を持ってきてくれるっていう良いところもあるんだけど、その反面、会社に対する不満の源泉がバラバラだということがあります。ある社員は『休暇はあって当たり前』、別の社員は『システマティックでなければヤダ』、『仕事にやりがいがあれば何でも良いよ』っていう社員もいます。みんな不満がバラバラで、解消するのに苦労したなぁ。
             
組織づくりや内部マネジメントを優先する              
             
それは、どの様な方法で解消したのですか?

やはりコミュニケーションでしょうね。フェーストゥフェースで。うちの社員の良いところなんですが、みんなすごく素直で熱いんですよ。その分不満も溜まりやすいんですね。だからちょっとコミュニケーションを取るとガラッと変わる。特に徹底したことは『裏で不満を言うな』ということ。会社の不満、人への悪口とかを陰で言う、そんな会社にはしたくないから。会社に不満があるなら僕に言え、文句があるなら一対一で言いなさい、と徹底しました。あと、組織の課題を一つずつ解消していきましたよ。評価の仕組み、就業規則、一つ一つ当たり前のことを整備していきました。だから、この半年は会社に居る時間が長かったんですよ。最初は殆どが社長や副社長が売上を上げるでしょ?でもそれも移行していかなきゃならないから、わざとやってなかった。営業とか外へ出るのを減らして、内部のマネジメントや組織の整備に時間を充てましたね。

幹部の中にも少なからず不満があると思いますが、それはどのようにされていますか?

いい面もあり、悪い面もあるけど、僕を含めた4人の幹部は親友同士なんですよ。だから幹部の不満はすぐに共有されてしまう。仲が良いからこそお互いに言いづらい、ということもあるんですよ。でもそれを全部止めて、何でも言い合うように徹底しましたね。でも究極は『僕が率先垂範をする』ということですね。

話す機会を創る

一方で「これは最近嬉しかったなー」ということはありますか?

先日、社員が企画をして、千葉の日本エアロビクスセンターで全社員参加の研修を2日間行ったんですよ。スポーツとか、夜はまあ飲み会とかゲームなど行って、みんなのコミュニケーションが深くなる内容でした。みんなが胸の中でモヤモヤしているものを全部出して、会社はどこに向かうのかとか、そして自分はどうするのか、何をしたいのかを考えてもらうきっかけにして欲しくて。弊社は『共通体験を通じてコミュニケーションを深める』ということを強みにしていますからね。その後から、皆の表情がガラッと変わりましたよ。嬉しかったなぁ。

 
 
 
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