株式会社マングローブ
 
語る
第一電材株式会社
代表取締役社長 梅澤拓也氏


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鬼才異彩

第一電材株式会社
所 在 地:東京都調布市小島町3-66-9
      TEL:042-440-1711
事業内容:産業用電子機器材料(ケーブル類)の専門商社
U R L:http://www.daiichi-denzai.com
社長ブログ:http://blog.livedoor.jp/didc/

前回に引き続き、第一電材株式会社 代表取締役社長 梅澤拓也氏のインタビューをお届けします。後編では社員とのコミュニケーション方法やビジネスにおいて心掛けていること、今後のビジョンなどをお話いただきました。


梅澤社長が代表に就任されてから、山梨や東北に相次いで支店を立ち上げられたと伺っています。
これは新社長が起こした大きなアクションだと思いますが。

お客様の要望に対して迅速に対応するためには、お客様の拠点の傍で仕事をすることが一番ですよね。中小企業にとってスピードは最大の付加価値であり、お客様からも一番求められていることだと私は考えています。行動指針にも『スピード&サービス』を掲げており、私の名刺にも印刷しています。サービスの質、内容の良さは当たり前として、とにかくスピード。それができなければ、中小企業として何の強みや個性もない会社になってしまいますから。

『スピード&サービス』のほかに、社長ご自身が大切にしたいと思われることはありますか?

最近思うのは、仕事はつらいものだから、プライベートで楽しもう、仕事とは関係ないもので発散させようといった風潮がありますよね。仕事はつまらないものだから、仕事はそこそこにして他のことで楽しもうなど、よく聞く話だと思います。私はこれにはすごく違和感を覚えます。確かに仕事は大変かもしれませんが、その先にある使命感とか、達成感の素晴らしさを若い人に知ってもらいたいですね。例えば、イチロー選手が野球をエンジョイするといいますが、『ENJOY』は職業を通して得られるもので、本当に真剣にやった人しか味わえない。プライベートはあくまで『FUN』なわけです。今日昨日仕事を始めた人に「仕事は楽しいものだ」と言ってすぐに伝わるとは思えませんが、何年もかけてこの考え方を社内で共有できたら、きっと素晴らしい会社になれるのではないかと思います。

『スピード&サービス』や『仕事をENJYOYする姿勢』が御社の個性であると?               

そうですね。『スピード&サービス』や『仕事をENJYOYする姿勢』を第一電材の個性というか、強みにしていきたいです。今後中小企業は各社『個性』を持し、その個性を発揮していかなければ生き残れない時代になってくるのではないでしょうか。弊社のかつてのライバル企業がここ数年で買収されてしまうケースもあります。中小企業が単独では生き残れない状況を目の当たりにしていると、油断していれば、うちにとっても対岸の火事では済まされません。それこそ、短期的な業績アップで浮かれていたら、明日、足元をすくわれることだってあり得ます。大手か中小かに関係なく、常に危機感を持って仕事をしていることだけは間違いありません。

どの会社もその個性を失ったとき、非常にピンチに陥るのではないでしょうか。今は個人売り上げが1億円で、創業からずっと黒字経営だというので世間から評価していただくこともありますが、現状に満足してばかりもいられません。第一電材としての個性を維持し続けることを考えなければならない。会社の個性とは何かを理解し、働くことを通じた喜びを共有できる集団を作っていかなければならないと思います。

集団をつくりあげるまでのプロセスは大変だと思いますが、出来上がったときには本当に強い組織になりますね。ところで、こういったお話を社員の方々になさる機会はどうされているのですか。


私と社員の間で、毎月1対1でミーティングを行います。私は本社のみですが、支店は同様の形式で支店長に任せるようにしています。毎月各社員の立てた目標に対してどういう状況にあるのか、今後どうしたらその目標を達成できるのかなどを話し合います。何がなんでも達成するという信念を持って仕事をしてほしいと思っています。小規模の会社では働く一人ひとりの力が大きな影響力をみせますから。各人30分程度のミーティングにはなりますが、パート勤務の方も含めて全社員と行っています。

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