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株式会社インタラクティブ・
コミュニケーション・デザイン
代表取締役社長 曽我英治氏
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後編 Page
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経営者略歴
Company Data
鬼才異彩バックナンバー
経営者に学ぶ
(1)『相手の立場で物事を考えてみる』
(2)『可能な限り権限を委任する』
(3)『可視化する』
(4)『目標値は2倍』
株式会社
インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン
所 在 地:東京都港区赤坂1丁目12番32号 アーク森ビル17階
TEL:03-5573-8230
事業内容:モバイルネットワーク事業
ITソリューション事業
ネットビジネスサービス事業
U R L:
http://www.icd.co.jp/
先週に引き続き、株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン 代表取締役社長 曽我英治氏のインタビューをお届けいたします。後編では社員の方々とのコミュニケーションを中心に曽我社長のお話を伺いました。
急激に社員数を増やしていくなかで、曽我社長ご自身のお考えや会社のビジョンを社内で共有することに難しさを感じることはありませんか?何か工夫されていることがありましたら、教えていただけますか?
本来は社員一人ひとりとじっくりコミュニケーションを取るのが性に合っているのですが、現在の社員数では限界があります。そこで、まずは「可視化」することを心がけています。具体的には、一般的に上場企業が行うような売上げや事業計画、事業報告など社内にも公表し、加えて企業理念や方向性など、働く上で大切にしてほしい情報などを常に最新情報を閲覧できるようにしています。
というのも、弊社は社員の9割が中途採用なのです。それぞれ異なる文化で成長してきた人間の集団ですから、何もないところで一体感を持とうと思ってもなかなか難しい。しかも、入社早々お客様先に長期間常駐して仕事をしている社員も少なくありませんから、日々の意思疎通が図りにくいという現状もあります。
だから、どんな環境にある社員でも、自分たちが今何を目指しているのか、そのためにどんな取り組みをしているのかを常に発信し続ける組織にしていきたい。そして、少しでも早く「ICDは自分の会社である」と実感できるようになり、さらには一緒に働く社員を仲間として信頼できるようなってもらいたいと考えています。
そして、もう一つ重要なのは、各役員とは会社の方向性がぶれないようにじっくり話をし、コンセンサスを取ること。取締役がその下の部長やマネージャに伝え、最終的には現場スタッフにまで届くようにする。現場の社員が上司の誰に尋ねても、同じ回答が得られるような環境にしておくことで、社員が安心して自分のミッションを遂行できるんじゃないかと考えています。
こちらの部屋に案内していただく際、廊下の壁に設置されたスクリーンには社員の方が語る映像が流れているのを目にしました。非常にユニークだという印象を受けましたが。
ありがとうございます。実は、これも社内コミュニケーションツールとしての取り組みなのです。先ほども言いましたが、弊社の社員はほぼ中途で入社、現在も毎月のように新しい仲間が加わっています。「新しい人が入る」とは分かっていても、どんな人がいつ入社し、どのような仕事をしていくのかまでは知らない。そうなると、会社としての一体感は薄れていく。一人一人が仕事に対して自負とプライドを持ち、仲間を尊重し、良い意味で誇りを持てるような会社でありたい。そして、社員にも同様の気持ちを持って貰えたら嬉しいんです。だからこそ、一人ひとりに焦点を当てていきたいと考えています。その環境を作ることが経営者である私の最大の役目だと思います。
日本に何万社とある企業の中からICDを選び入社してくれた、しかも何かの可能性を持ってみんな入ってきてくれたと思っています、まあ私の勝手な勘違いかもしれませんが(笑)。だからこそ、その社員の思いや希望に対して答えを出していかなければ、経営者としては駄目なんじゃないかと。それが社内教育であったり、社内プログラムだったりするわけですが、今後本腰を入れなければならないのが社員の育成ですね。
なるほど。社員の方へはどのようなことを期待されていらっしゃるのでしょう?
まずは、プロ意識を持つことですね。ITの時代だと持てはやされても、私たちのやっていることは究極のサービス業です。いくら高い技術力に自信があっても、お客様に喜んでいただくような商品やサービスが提供できなければ意味がない。自己満足ではいけないということです。お客様から対価としてお金を頂いている以上、そのお客様に対してきちんとしたサービスを提供すべきですし、お客様が求める以上の結果を出さなければ次に声をかけていただくこともないでしょう。
さらに言えば、社員がお互いのワークスタイルを認め合った上の、プロ意識を持ってほしい。仕事が好きで好きでしょうがない人は仕事中心の生活を送ればいいでしょうし、プライベートの時間を大切にしたいので定時で業務を終了する人がいてもいいわけです。そのような個々の価値観を排除せず、尊重できるような職場環境を皆でつくるんだという意識を持ってほしいですね。
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