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株式会社日本アルマック
代表取締役
浦嶋繁樹氏
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後編 Page
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経営者略歴
Company Data
鬼才異彩バックナンバー
リスクマネジメントのプロ育成やリスク管理会計のコンサルティング業、財務リスクマネジメントのネットワーク構築など、これまで積み上げてきたものが一挙に花開かんばかりの良い流れがきていますね。
ただ甘んじてばかりもいられません。すぐに競合が出現しますからね。製造業中
心からサービス業中心型の消費社会に転換したことによって、常に消費者を意識せざるを得なくなっています。消費者はもはやナンバーワンかナンバーツーしか選ばない時代になり、それ以下は特定の分野に特化していかなければ生き残れない。
有名なジャック・ウェルチ氏は、米国における産業構造の転換時期にGEのCEOに就任、今後は世界市場で1、2位を獲得する事業しか展開していかなければ残る道なないと悩んだ末、看板製品の生産をも諦め、事業領域を徹底的に絞りこみ成功させてきました。これはウェルチ氏の時代の流れを見極める高い能力と3位以下は切り捨てるといった決断力があったからこそだと思います。
だからこそ、自分が事業を興す際には必ず1位、2位に入れるものでなければと考えたわけです。しかし、中小企業の場合、資金にも人材にも限界があり、1位、2位の座を射止めるのは容易なことではない。そうなると"オンリーワン"であることこそが生き抜く道であると。"オンリーワン"="誰もやっていないこと"ですよね。だから、時代の先を見据えながら日々勉強なんですよ。
これまで浦嶋社長の創業からビジネスの特徴についてお伺いしてきました。次は社員の方や将来起業を目指しているサラリーマン、学生へのメッセージを頂きたいと思っています。まずは社員の方に対してということで、経営者としてどのようなことを期待されていますか?
各自が強みを一つでも良いから持ち、その分野を極めてほしいということでしょうか。それを自立というのでしょうかね。次に、自分の特異性を認め"オンリーワン"の存在になれるよう努力すること。あるスキルにおいて"オンリーワン"になれることもあれば、複数のスキルを組み合わせることで"オンリーワン"になることもあります。そして最後に自分の強みに磨きをかけて、一流といわれる領域まで努力を続けることでしょうか。自立、オンリーワン、一流といったことを達成するためには常に勉強し続けなければならない。しかし、個々人のそういった努力なしには会社の成長はないんじゃないでしょうか。
一流を目指すために必要なことは何だとお考えですか?
常に明確な目標を持つこと、それから自分を高めたいという意識を持ち続けることだと思います。この2つを前提に、いかに時間とエネルギーを集中して使えるかが一流になれるかどうかの分かれ目なのではないでしょうか。
それでは、起業家を目指すサラリーマンや学生の方へはいかがですか?
今はチャンスの平等の時代だと思います。チャンスに満ち溢れる状況というのは、一生のうちでそうあるものではありません。チャンスの平等の社会が到来したからこそ、様々なことにチャレンジしてほしいと思っています。しかし、チャレンジに必ず付きまとうのはリスクだということを憶えていてほしい。だからこそ、リスクマネジメントについてしっかりと勉強する必要があるのです。
例えば、時速300キロまで出せるフェラーリと時速80キロまで出せる軽トラックとを、一般道のある地点からある地点まで競争させるとします。さて、どちらが勝つと思いますか?ただし一つだけ条件があって、フェラーリにはブレーキはついていない。もうお分かりですよね?ブレーキがないということは、アクセルを思いっきり踏むことはできません。チャレンジすることは面白く刺激的ではありますが、自分でコントロールできるブレーキとハンドルを持ってないと真の成功はないのです。リスクを自分でコントロールできるように、ハンドルとブレーキを使いこなせるようになってほしいですね。
メッセージをありがとうございます。最後に浦嶋社長個人の夢を教えいただけますか。
そうですね、いつかリタイアして、その後は旅人生を送れたら幸せですね。現在も出張で全国津々浦々飛び回っていますが、毎回必ず新しい出会いがあります。一つひとつの出会いに刺激をうけます。人生そのものが旅のようなものですが、仕事の域を超えて人との出会いを求めて、日本に限らず世界をも回れたら素敵だろうなと思っています。
本日は貴重なお話をありがとうございました。
【インタビュー後記】
“リスクマネジメント”を身近な例を取り上げて説明して下さった浦嶋社長。 朝天気予報を確認して傘を準備していくのも“リスクマネジメント”、 外出から戻ったら手洗い、うがいをするのも“リスクマネジメント”。 それぞれ、途中雨に濡れないためだったり、風邪をひかないようだったりと、 生活の中で無意識にやっていることのなかには、実は“リスクマネジメント” だったということが意外に多いのです。今回のインタビューで目からウロコ だったのは“リスクコスト”の考え方。今後すべての企業がリスク管理をし、信頼性の高い経営をしていかなければならないかということを 実感しました。
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