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株式会社エバービジョン
代表取締役社長 立花 貴氏
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後編 Page
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経営者略歴
Company Data
鬼才異彩バックナンバー
経営者に学ぶ
(1)『熱く強い思いがあれば、どんな
ことでも実現できると信じる』
(2)『自分たちの独りよがりではなく、
お客様の声に耳を傾けながら
サービスを充実させていく』
(3)『お客様である飲食店のために
なること、感激していただけること、
必要とされ喜ばれることだけを
一生懸命に考える 』
(4)『サービスを利用されている
お客様、一緒に働いている仲間、
陰で支えてくれている方々への
感謝の気持ちを表す』
(5)『静けさのなかで自分と向き合う
時間を大切にする』
(6)『毎日の朝会で自分の言葉で
想いを伝える』
(7)『あえて数値目標を持たない』
(8)『 “プチ感動”エピソードで社員の
状況を理解する』
(9)『成長を願えばこそ、あえて
苦言を呈することも必要である』
株式会社エバービジョン
所 在 地:〒158-0096 東京都世田谷区玉川台2-22-20
Iida Annex Z4F-2
03-5491-7440
事業内容:「食堂楽」インターネットとカタログを使い、
個人飲食店向けメニュー提案型業務用食材商品販売
個人飲食店向けサービスコンテンツ提供
上記のためのプラットフォーム(情報インフラと決済インフラ)
およびサービスコンテンツの提供
U R L:
http://www.shokudoraku.com/
前編に引き続き、株式会社エバービジョン 代表取締役社長 立花貴氏のインタビューをお届けいたします。
後編では、社内での独自の取り組みをお話いただきました。
先ほどは朝礼に参加させていただきまして、ありがとうございました。
立花社長が自ら進行するこの朝会ですが、毎日欠かさず行われているのですか?
はい。毎朝10時から15分程度でしょうか。各部門の担当者からの連絡事項にはじまり、全員で黙想、その後私から10分程度話をさせてもらっています。そして最後に全員で、 ご利用してくださっている、北は北海道から南は沖縄まで離島を含めた全国の飲食店の方々への感謝の気持ちと、今日も生かされ一緒に仕事ができる仲間への感謝の気持ち、そしてこれまで支えてきてくださった多くの方々、そしてこれからも多くの方々に支えられていくことへの感謝の気持ちを込め、3回ずつ「おはようございます」、「いらっしゃいませ」、「ありがとうございます」と唱和することにしています。
カタログやネットでのビジネスなので店で物を売るわけではありませんが、私たちのお客様である飲食店経営者の方々やさらにその先にいる食材を召し上がるお客様に対しての感謝の気持ちを忘れないために、欠かさないようにしています。
なるほど。朝会に"黙想"というのはかなりユニークな取り組みですね。
大事にしたいんですよね。全員が目を閉じ、3年後〜5年後の自分の在りたい姿を想像してもらうんです。各々がどんなイメージを膨らませているのかわかりませんが、朝一番に静けさのなかで自分と向き合う時間があってもいいですよね。
1日の始まりに自分と真正面から向き合うのは、ぐっと気も引き締まり良いスタートを切れそうですね。社長が話される内容も毎朝違うわけですよね?
ええ。毎朝の話題を考えるもの容易ではありませんが、私が上っ面の言葉でなく、本気の思いを伝えることに意味を見出しているんです。このような朝会形式にしたのは、割と最近のことなんです。過去への反省を込めて、毎朝私の想いを社員に伝えたいということで始めました。
反省を込めて・・・ですか。差し支えない範囲で具体的にお聞かせいただけますか?
2000年にエバービジョンを創業したわけですが、早い時期から社員を増やしていきました。
社員といっても、ほとんどは伊藤忠時代に仕事を通じて知り合った人や起業してからであった人です。私が起業してまもなく「一緒にやろう!」と集まってくれまして、異業種からの参画が多かったのですが、食品業界や流通業界に詳しいメンバーもいましたから、私が手取り足取りノウハウを教える必要もなく『食堂楽』のサービスは展開できていたんです。
ところが、私の数字に対する執着心のせいで、設立して2年目ぐらいから社員に対しても『数字』目標ばかりを追わせるようになってしまいました。35ヵ年計画の第1フェーズ後半は"存続の確率の高い、つまり上場企業をつくる"ですから、計画倒れにならないよう自分自身を追い込み、さらには社員をも追い込むといった状況でした。
「1ヶ月に何店舗獲得するには、○○を何回実施すること」というように、すべてを数値化させ、その数字だけを目標にさせてしまっていたのです。とにかく、数字、数字、数字。しかし、現状は予想以上に加入店舗を拡大できずに、下方修正に下方修正を重ねるといった状況。はっきり言って数字を作りだすために、仕事をこなしているだけでした。設立からの6年間は私も社員も数字を追い、起業当時の志はどこかへ吹っ飛んでしまっていました。
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