株式会社マングローブ
 
語る
株式会社メイプルリビングサービス
代表取締役
加藤照美氏


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  経営者略歴
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  鬼才異彩バックナンバー

 経営者に学ぶ

 (1)『一緒に頑張ってくれるスタッフ、
   そして彼らを支える家族を大切する
   ことを優先したい』

 (2)『IPOは理念を追求するための
   手段』

 (3)『日々の積み重ねを大事にして
   ほしい』

 (4)『社員の意識づくりが最大の仕事で
   ある』



マングローブの事業概要5+1
鬼才異彩

株式会社メイプルリビングサービス
所 在 地:東京都渋谷区道玄坂2-16-4 道玄坂マークビル5階
事業内容:マンション管理、ビルメンテナンス、
       プロパティ・マネジメント事業
U R L:http://www.maple-ls.co.jp/

先週に引き続き、株式会社メイプルリビングサービス 代表取締役 加藤照美氏のインタビューをお届けいたします。後編では、社員の方への想いをお話いただきました。


先ほど社内体制が整ってきたとお話されていましたが、組織運営において工夫されていることはありますか?

手前味噌になりますが、本当に優秀な幹部が集まってくれています。だからこそ、私が細かいところまで口を挟むよりも、各事業部の責任者に全てを任せてしまいたい。つまり、権限委譲ですね。そうしないと、皆私の顔色をみて、おうかがいを立てながら仕事をすることになる。そうすると仕事に対するやりがいもなくなり、モチベーションもさがるでしょう。

先日ある出来事がありました。ある部門の責任者のちょっとしたミスで、300万円程度 の損失が出てしまったというものです。そしたら、本人が「損失補填のために自分の給与を返納させてください」と言い出したのです。そこまで責任を感じるほど真剣に仕事をしている姿勢がとても嬉しかったですね。当たり前ですが、その申し出は断りました、そんなことをする必要はないんです。それはそれだけの気持ちがある社員が少し頑張れば損失額以上の利益を出すことができるからです。彼には「失ったものを後悔するよりも、その分を一緒に取り戻そう」という話をしました。もし何かミスを侵してもそれは個人ではなく会社の責任であり、今後の仕事にどのように活かすかということに集中することを期待しています。

素敵ですね。先ほど優秀な方が入られたというお話でしたが、御社ではどのような採用活動をされているのでしょうか?


特別に策を講じているわけではなく、社員達が知人や後輩に声をかけて・・・というかたちが多いです。この仕事においてまず大事なのは、業界経験ではなく、お客様や知り合った方々に対する愛情の深さです。お客様に喜んでいただきたい、満足してもらいたいという気持ちを持ち、その気持ちをどのようにしてサービスにし提供するのかを考えるのが私どもの仕事なのです。そうしたマインドの持ち主であるかどうかを一番の採用基準と考えています。

実は、以前は私が直接採用にかかわり面接をしていたこともありました。しかし、私が面接を行っていた時代は正直言って定着率が悪かったんです。結構大胆な作戦で、面接の途中で何かにつけて怒鳴りつける。それが嫌で帰ってしまう人は帰れば良いと思っていて、残った人のみを採用していました。私の行動に「何を!?」と反骨精神を剥き出して頑張ろうとする人も昔はいたのですが、今はもはや相手を嫌な気分にさせるだけのようですね。結局私の取った行動が逆に会社への定着率を低くさせてしまっていることに気付きました。 そんなこともありまして、現在はほとんど現場担当者に任せています。今年は応募者一人に対して1時間から1時間半をかけてじっくりと話を聞き取り、こちらの事業内容や募集している職務内容をきちんと説明し、入社への動機付けを意識して行うようにしているようです。その結果、採用の目標人数も確保でき、今日現在まだ一人も辞めてない。それぐらい私の時は酷かったんですよ(笑)
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