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株式会社
福祉ベンチャーパートナーズ
代表取締役
大塚由紀子氏
インタビュー 前編 Page
1
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後編 Page
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経営者略歴
Company Data
鬼才異彩バックナンバー
経営者に学ぶ
(1)『福祉ベンチャーを応援する会社で
あることに存在価値を見出したい』
(2)『自分に与えられた"ラッキー"を
私物化してはいけないと思った』
(3)「何があっても絶対に諦めない」と
いう経営者の心づくりをもサポート
する
(4)障がい者が当たり前に働く社会を
つくる
(5)功績を称えられるよりも、人として
魅力ある人間でありたい
株式会社福祉ベンチャーパートナーズ
所 在 地:東京都千代田区神田司町2-2-5 T&Hビル4階
事業内容:・障害者の自立支援をテーマにした
福祉施設やNPOを対象としたコンサルティング
・福祉起業家育成事業
U R L:
http://www.fvp.co.jp/
先週に引き続き、株式会社福祉ベンチャーパートナーズ 代表取締役 大塚由紀子氏のインタビューをお届けいたします。後編では、事業と今後に向けたお話を伺いました。
いよいよ2003年に会社設立となるわけですが、御社が掲げている経営ビジョンは素晴らしいですね。
ありがとうございます。2013年までに成し遂げたいことを掲げています。
●福祉起業家を100人育てます
●工賃倍増事業所を100ヶ所増やします
●障がい者を50人雇用します
●障がい者が働くことは当たり前というカルチャーを作ります
これから先5年間で、つまり会社設立10年目を目指して全力で取り組んでいかなければなりません。
ベンチャー起業家支援はよくありますが、福祉業界に特化した起業家育成のビジネスは日本初ではないでしょうか。福祉業界からはどのような反応があったのでしょうか?
立ち上げ当初は、福祉の世界で"株式会社"がビジネスを繰り広げるということに対して、 長年福祉業界に身を置かれている方からは白い目で見られていたと思います。
日本における福祉は国に守られてきた背景もあって、株式会社=うさんくさいことする集団という間違った概念が持たれる傾向がありました。福祉は"善"であって、株式会社は金儲け主義の利益追求目的の"悪"、放っておくと悪事を働く集団だと日本のメディアが作りあげてしまったともいえます。
でも、私はやるしかないと思っていました。既にスタートを切ってしまっていましたから、動き出したら止まらない状況でしたね。
御社が主催する福祉起業家を応援する『福祉起業家経営塾』の反響はいかがですか?
おかげさまで、今年で4期目を迎えることができました。年1回開催の5ヶ月間集中講座になっていますが、全国各地から福祉起業家を目指す方々にお越しいただいています。受講料を25万円に設定しているのですが、正直言うとほとんど採算が合わないんです。事業としてやってはいるものの、現状は商品開発コストにかかり過ぎてしまっていて(笑)。
でも、塾生は全額自己負担で受けられているわけですし、中にはわざわざ遠方から飛行機で来られている方もいらっしゃいます。しかも、起業塾を卒業しても特別な資格を取得できるわけでもない。ただただ障がい者の働く場を作りたい、障がい者と一緒に働ける環境を作りたいという熱い思い溢れる方々が来られていますから、私たちにとってはお客様でもあり、同志なんだという気持ちでいます。
塾生の方にはどういった方が多いのですか?
最も多いのが、障がいのある人が身内にいるという方ですね、例えば親御さんや兄弟の方。それから養護学校の先生、そして行政の方で問題意識を持たれている方ですね。
親御さんの場合、自分の子供の学校卒業を前に、その後どうしたら良いのかを考えるようになります。作業所には行かせたくないけれど、一般企業での就労も厳しい。それ以外の選択肢となると、子供が就労できる環境を自分で作るしかないという結論を持たれる方もいます。
ただ私たち塾運営側が注意しなければならないのは、親御さんはビジネスパーソンであっても、起業家精神を備えているかどうかというのは別問題なんですよ。一般的な起業家塾に参加される方は、ある程度ビジネスになる種を見つけていて、それをどう収益モデルにつなげていくかなど経営ノウハウを学ぶために参加する。でも、私たちの塾に参加される方は、会社を作りたいという思いは強くお持ちでも、何で実現していくのかが明確になっていないことが多いのです。
ですので、本塾ではビジネスの種探しから始まり、ビジネスプランの作り方やマーケティング、経営戦略の考え方などをお手伝いさせていただくのは当然のことですが、「何があっても絶対に諦めない」という経営者の心づくりという側面も非常に大切にしています。
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