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ビー・エム・ダブリュー東京株式会社
林 文子 様
【前編】
インタビュー 前編 Page
1
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後編 Page
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経営者略歴
Company Data
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鬼才異彩バックナンバー
経営者に学ぶ
(1)『いつまでも現場の視点を持ち続ける』
経営者の立場になっても現場の視点を持ち続けることが、社員にとって働きやすい環境作りへと繋がる。
(2)『社員の幸せを考える』
社員に成果を出してもらうことを考える前に、社員がこの会社にいて幸せなのかを考える。どうすれば幸せなのかを考える。
(3)『自分自身について伝える』
企業戦略を理解してもらう前に、経営者自身を知ってもらうことことから始める。
(4)『自分から発信する』
社員と直接会話する。社員からのアクションをただ待っているのではなく、自分がどう思っているか、感謝の気持ち、すべての思いを直接伝える。
(5)『お客様の心を豊かにする』
ただ商品を売っていれば良いのではなく、+αで何かを提供できているかどうかが普通のサービスと最高のサービスの差なのではないでしょうか。
ビー・エム・ダブリュー東京株式会社
本社: 〒108-0075 港区港南2-12-23 明産高浜ビル2F
創業:1989年1月
事業内容:ドイツBMW社製乗用車の販売・サービス
及び部品・アクセサリーの販売
HP:
http://www.bmw-tokyo.co.jp
今回は、鬼才異彩初の女性経営者インタビューということで、ビー・エム・ダブリュー東京株式会社の林文子社長にお会いしてきました。 男性の職場というイメージが強い自動車業界に未経験で入り、瞬く間にトップセールスへ。そして現在は経営者としてご活躍中の林社長に、女性経営者としてのこだわりや、お客様また社員の方とのコミュニケーションについて語っていただきました。
いつまでも現場の視点を持ち続ける
唐突ではありますが、ずばり林社長の思う社長業とは何でしょうか?
私の会社はBMWとMINIの新車を販売する会社で、年間の売上げ台数は6800台くらいになります。
言い換えると、セールススタッフとひとりのお客様との間でうまれた人間関係で1台が売れる。
これが6800の数だけ積み重なっているということですから、社長自身がセールスの場であるショウルームのことを隅々までわかってなくちゃならないと私は考えます。私はひとつひとつの支店を、こう入ったらここにソファーがあってここに絵が飾ってあって・・と説明できますし、植木は枯れていないかしらとか絵が曲がっていないかしらなんてことも気にしています。社長が「あの支店はどうなってたかしら?」なんて言っているようでは困るわけです。だから現場へは定期的に足も運びますし、ぶらりとも行きます。 そのくらい現場が大事なんです。
現場の環境を整えてあげて、セールススタッフがプライドをもって楽しくお客さんといきいき情報交流できるような場にしなくちゃいけない。これは経営者の仕事ですよ。
どうして現場が大事だと思うかというとね、自動車業界に入って今年で28年目になるんだけど、その中で22年間は毎日お客さんと顔合わせながら仕事をしていたんです。セールススタッフから支店長になってからもいつも現場にいたんです。そんな人間がいきなりスカウトされて社長になったわけですから、本部で働いたのも社長になってからが初めてだったんですよ。 起業家は別として、普通社長になるっていうのは、それまで組織の中の役員として社長のおそばで経営の勉強をして、それで社長になるっていう順番があると思うじゃない。私はその時は支店長の立場でマネジメントもやって、セールススタッフとしてセールスもしていたのだけど、そんな私がいきなり本社に行って「さあ経営やりなさい」っていう状態でしたからね。
それだからこそ、今でもいつも私の気持ちや視点は現場主義なんですよ。
社員の幸せを考える
そんな中、経営者として特に大切にしていらっしゃることはありますか?
私はES(※)があってこそのCS(※)だと思っているんです。例えばこのBMWというブランド。商品をお客様にご提供し使って頂くことでライフスタイルも豊かになって頂き、そのような仕事を通じて社員も幸せになるっていいじゃないですか。でも実際、セールススタッフの働く環境は何十時間労働と相当厳しいんです。お客さまは一家団欒でお楽しみになってショウルームにおいで頂いているけれど、セールススタッフはそういった体験はできない業界にいて、子供の顔も寝顔しかみれない。お休みといっても土日はショウルームにいなくちゃいけない。そういう生活が続く仕事ではあるんだけど、
それではお客様と同じ視点を持つことはできませんよね。ですから、まずは環境を変えていかなくてはならないと思って営業時間を短くしたんです。社員が幸せじゃないのに、お客様におもてなしをしましょうなんて言えません。
おもてなしっていうのは双方が幸せじゃないといけないのよね。お客様もご提供する側も幸せじゃないとできないことだと思うんです。こんなふうに思うのも、私がセールススタッフの時代が長かったからでしょうね。
※ES・・従業員満足(Employee Satisfaction)、CS・・顧客満足度(Customer Satisfaction)
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