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語る

ネクスト・アイズ株式会社
代表取締役
小野信一氏
経営者に学ぶ

(1)横断的に、消費者にとって一番適切な家づくりを真剣に考える

(2)小さい会社の強み=家族的な風土

(3)自分にとっての正義を決めたらそれは絶対曲げない

マングローブの事業概要5+1

鬼才異彩

小野信一
ネクスト・アイズ株式会社
所 在 地: 〒106-0045 東京都港区麻布十番1丁目3-1
アポリアビル5F
事業内容:
  • ライフプランコンサルティング
  • 不動産コンサルティング
  • 住まいの総合情報サイト”ハウスネットギャラリー”の運営
U  R  L: http://www.nexteyes.co.jp/index.html

今回の鬼才異彩は、ネクスト・アイズ株式会社 代表取締役 小野信一氏のインタビューをお届けいたします。同社は、ファイナンシャルプランナー(FP)による消費者向けの不動産コンサルティングと住まいの総合情報サイト「ハウスネットギャラリー」の運営を行っています。前編では、事業内容についてお話いただきました。

小野社長率いる、ネクスト・アイズ株式会社は、『ハウスネットギャラリー』というポータルサイトを運営していらっしゃいます。
ハウスネットギャラリーというのは、注文住宅とリフォームの家づくり情報・住まいと暮らしのポータルサイトなんですね。

はい、家づくりのために色々とご検討されている方に、正しい情報の提供と あらゆる角度からの解決方法を提供する家づくりの総合情報コミュニティーサイトですね。
まず最もやりたかったのは、消費者目線で、消費者にとって一番いい提案をしたい、ということです。
家を建てようと考えたときに、色々な選択肢が考えられるわけです。ハウスメーカーで考えることもあるし、諸事情を分析していったら、今、建て替えること自体が得策でないことも考えられます。自己資金を全部使い、住宅ローンも上限まで使って、無理して今建てることがいいのかどうか。
もう少し資金を溜めて、3年後か5年後のほうがいいという場合もあるし、あるいは今の建物をリフォームする方がいい場合もあります。50代、60代の方であれば、将来のライフプランを考えながら、今の住まいを売却して、もう少しコンパクトな部屋に住み替えて規模を圧縮して、残った現金を余剰資金としてセカンドライフ用にゆとりを持っておく考え方もできます。
そうした色々なことの検討を支援できるように、ハウスネットギャラリーでは、家づくりに関連するさまざまな情報を、消費者の目線で判断し、わかりやすく公開しています。

拝見しますと、確かに、徹底して消費者の立場に立ったサイトコンセプトを貫いていることを感じましたね。家を作りたい人のためのお役立ち情報が満載です。

よく考えた上で、例えば、いざ建てようとなった場合には、どこにお願いするかということも、頭を悩ませる問題です。それぞれの会社紹介も実際に代表者や担当者に会って事務局がその特徴をわかりやすく紹介しています。決して会社目線のお仕着せの情報サイトではありません。ポータルサイトが弊社の看板として目立ってしまうのですが、実は消費者に対してのリアルなコンサルティングも行っています。それはまた後ほどお話させていただくことになるだろうと思います。

業界やカテゴリー別に分かれた家づくり支援サービスは、世の中に色々あるようですね。たくさんある中で、住まいに関する会社をこれだけの社数で組織化している例は見たことがないですね。

ハウスネットギャラリーの最大のポイントは、4事業主(工務店・ハウスメーカー・リフォーム店・建築家)が同じコミュニティーの中に存在するということです。当然のことなのですが、工務店とハウスメーカー・リフォームと建て替えでは、本来競合することが当たり前ですから、まとめるのが非常に難しいんですよね。共存するためには、どの方法がいいのか、何を使用すればいいのかは、お客様、消費者が決めることで、総合的に情報を提供して、お客様の利便性を上げたほうが全体のメリットは大きいのだという大きな視野や、ある意味では大きな心が必要なんですね。そういう意味で、賛同していただいている皆さんに感謝しています。

横断的に、消費者にとって一番適切な家づくりを真剣に考える

利害や枠組みを超えて、業界全体として本当に消費者にいいサービスを提供しようという考え方ということですよね。かなり革新的ですし、業界に大きな地殻変動が起こる予感を感じさせますね。会員として参集されている各社の行動力に敬意を表したいですね。
おっしゃった4事業主以外にも、色々な会社や、税理士や司法書士といった専門の先生方もかなり集まっておられるようですね。

もう少し詳しく言いますと、大手ハウスメーカー、工務店・リフォーム店、建築家、税理士、弁護士、司法書士、FP(ファイナンシャルプランナー)会社、インテリア会社、警備会社、外構会社、解体会社等など、ありとあらゆる関係組織200社ほどに協賛していただいています。単に総合的に情報を提供するという趣旨だけではなく、枠組みを超えて、横断的に、消費者にとって一番適切な家づくりを真剣に考える活動組織になっています。2005年4月19日にハウスネットギャラリーを発足しました。

一口に200社とおっしゃいますが、これだけの方々に集まっていただくのは、大変だったでしょうね。

集まっていただくのは、大変でしたね。しかし、本当に充実させていくのは、まだまだこれからだと考えていますけどね。
実は、会社設立前に個人として独立していた時代に、ある商社とのコラボレーションで、現在のビジネスの原型となるプロデュース事業の立ち上げに参画する機会を得たんです。個人と建材業者と工務店の3点を結ぶ正に現在のビジネスモデルの原点とも言える経験です。その時代に、色々な種類のネットワークをたくさん得ることができました。この時の事業は色々な事情でうまくいかなくなったのですが、自分としては、4年間ほどの経験で、設立趣旨である消費者選択型の横断型の仕組みについて、色々なことが見えてきていたんです。その点を加味してモデルを磨き、自分がプロジェクトを辞めて自分で始めるという事情と共にご説明しました。その頃お付き合いさせていただいていた工務店さんの大半が、我々の取り組みに賛同してくださいました。その後、我々の目指す姿を、消費者にとって信頼ある住まいのメディアになることにおいていましたので、そのためにも4事業主以外の、外構・解体・仮住まい・引っ越し・セキュリティーといった分野、いい素材があればエコの畳など、そのような商品も全部掲載することにしました。さらには、弁護士、税理士、FP、司法書士、土地家屋調査士等の有資格者の皆さんにも加わっていただいて、お客様が、ハウスネットギャラリーにおいでいただいた際に、いろいろな人に相談でき、正しい情報を得ることができる体制にしていきました。

なるほど、地道に皆さんにお話ししていったわけですね。最も重要なこととして皆さんにお話しされていたことはどんなことですか。

語る:小野信一 あくまでも、「横断型で消費者に選択される仕組みが必要だ」ということです。最初おつきあいの深かった工務店さんなどは、戸惑われたかもしれません。工務店さんには申し訳ないけれども、ハウスメーカーさんに入ってもらうし、建築家にもリフォーム会社さんにも入っていただく、と。そこを譲ったら意味がないわけですから。
最終的には、そこに協賛していただける人たちが、ステータス感を持ち、ブランド感を感じられる場にしたい。そのためにも、一生懸命消費者のためにやっていく、という信念のある方々に集まっていただきたいし応援していきたいのだと。そのあたりをお話しさせていただきました。当初私と、現常務の栗原とでスタートしたのですが、多くの皆さんが「小野さんと栗原さんと一緒にやりたい」とおっしゃってくださったのには、感激しました。当時70社くらいからのスタートでしたね。