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語る

株式会社ヒューマネクスト
代表取締役
浜本亜実
経営者に学ぶ

(1)自分の人生をかけて、使命感を持って挑戦し続けたい

(2)自社でしか絶対できない仕事をしたい、ものすごくクオリティを追求したい

(3)クライアントの人事の方とずっと共同してやっていく、そのプロセスに幸せを感じています

マングローブの事業概要5+1

鬼才異彩

浜本亜実
株式会社ヒューマネクスト
所 在 地: 〒106-0047 港区南麻布4-14-4
第二幸ビル6F
事業内容:
  • 教育コンサルティング
  • サービスプランニング・プロデュース
U  R  L: http://www.humanext.co.jp/

先週に引き続き、株式会社ヒューマネクスト  代表取締役  浜本亜実氏のインタビューをお届けいたします。後編では、事業内容や企業理念についてお話を伺いました。

HPを拝見すると、事業の柱は3つですね。「教育コンサル事業」「サービスプロデュース事業」「セミナー事業」とあります。そろそろ事業内容についてお聞きしていきたいと思います。

これまでお話ししてきたように、元々教育の仕事がしたかったわけですが、お客様のニーズに対応しながら、先ほどお話した集まってくれたスタッフの強みを生かしていく過程で、「サービスプロデュース事業」が柱として育ってきました、スタッフの多くがサービス業の経験が豊富だったということが大きいですね。「セミナー事業」は教室を開いて地道な人材育成にチャレンジしていきたいのですが、これから充実させていければと思っていますので、現在の大きな柱は、教育コンサルテイングとサービスプロデュースの二つですね。

「教育コンサルティング」の特徴を教えて下さい。

若手の教育に特化しているということですね。その分野もマナーとかスキルだけではなく、クライアント企業ごとにカスタマイズして、必要なことを教えていきます。コミュニケーションなどの基本的なことに加えて、目標達成、チームビルディング、論理的に何かを伝える方法論、さらにはプレゼンテーションに至るまで、組み合わせて作りこんでいきます。
もう一つの大きな特徴は、そうしたオリジナルプログラムを人事の方々と一緒に作っていくということです。エッセンスから言葉一つまで、全部一からカスタマイズして作るということをモットーに、若手に特化して提供している事業が教育コンサルティング事業です。

なるほど。若手の教育に絞り込んでいるのは、どういう考えからですか。

自分自身を振り返ってみても、最初の時点で受けた教育は今でも忘れられません。この時期にどんな教育を受けるかということは、後々まで影響が大きく、とても大切なものです。
しかも、仕事をするためのスキルも大切ですが、もっと大切なのは自分がどうなっていきたいか、どんな人間を目指すのか、を考えるということです。実務のスキルは、できる人が社内にいて、その方が教えればいいと思っています。一人一人、その人にしかできない仕事というものが絶対ある。もっと自分の価値、可能性に気づいて、そのことを信じて進んでいくということが大切であると。そのことを私たちからのメッセージとして届けていきたいと思っています。
もう一つは、私たちは、みんな大体20代後半から30ちょっとの年齢です。
大先輩の方々が、先人の知恵やメッセージを若い人たちにそのままダイレクトに伝えるというのも一つだと思うのですが、私たちがそれをいったん吸収して、彼ら彼女らにわかりやすいようにかみ砕いて伝えていくということも、大事な使命なんじゃないかと思っています。同じ目線で感じ、考え、先生というよりも同じ仲間の意識で大切なことを一緒に学んでいく。それが特徴だと思っています。

自社でしか絶対できない仕事をしたい、ものすごくクオリティを追求したい

教育事業と言わずに、教育コンサルティングと呼んでいるのは、クライアントのニーズを吸収してプログラムを手作りして、クオリティにこだわっている姿勢を表わすためなんですね。しかし、パッケージ化せずに一社一社手づくりしていると、経営効率としてはなかなか厳しいのではないですか。

手作りです。一つひとつの仕事を、今はものすごく掘り下げていきたいと思っています。大きな組織にしていったり、例えば全国展開といったような考え方も悪くはないと思ってはいるのですが、そのことよりも、自社でしか絶対できない仕事をしたい、ものすごくクオリティを追求したい、という思いがありまして、規模というよりは、深掘りすることで提供するサービス価値を高めたいと思っています。

そこが存在意義になっているんですね。きちんとニーズに沿って、時間をかけて手作りし、これに挙げているプログラムにおいては、我々どこにも負けないぞということですね。
さて、もう一方の「サービスプロデュース」については、いかがですか。

語る:浜本亜実 こちらは、教育という観点だけではなく、マーケティング的な要素が加わってきます。顧客満足を高めていくためには、人材レベルを上げていくことも重要ですが、それだけでは限界があります。施設や店舗全体の雰囲気を創り上げる必要があります。施設や店舗全体としてのクレドやサービスコンセプトをつくったり、商品開発、トータルディスプレイに派生してくる場合もあります。こちらはもちろん、サービス業、特に商業施設や小売業を中心にやっています。
これは理論だけではどうにもならないことも多いので、日々現場で、チェックして、議論しながら進めています。

競合が少なくない世界かもしれませんね。分野からいって、企画会社や大手の広告代理店なども競合先になるんでしょうか。特徴を出していかなくてはなりませんね。

徹底的な現場主義ですね。私たちの最大の強みは、私自身も含めてスタッフ全員が小売業を中心に販売やサービスの現場にいたということです。そうした豊富な経験を駆使しているということと、もう一つはやはり日々生のデータを集めてやっているということですね。サービスとは理論じゃないんですね。徹底的に現場にこだわって、生の情報をマーケティングの基礎にしていく。その上でその場その場に合ったサービスコンセプトを考える。やはりこちらの事業も「カスタマイズ」が特徴ということになりますね。

教育も、サービスプロデュースも徹底した「手作り」「カスタマイズ」を強みにされているんですね。企業運営としてみると、一件一件の顧客満足度は高くなるけれども、収益性の面で難しさを抱えるというジレンマもあるのではと思いますが、いかがですか?

それはありますね。ただ、経営とは色々な相矛盾することを両立させていくことだと思っています。右手にCS、左手に収益性や継続性。当然両方を追求していかなくてはなりません。ポイントは、信頼を勝ち得ていく中でいかにリピートをいただくかということと、手作りの仕事の中で、自分も含めたスタッフがどう成長していくか、だと思っています。

クライアントの人事の方とずっと共同してやっていく、そのプロセスに幸せを感じています。

なるほど、よくわかりました。それにしても、お客様の話をされる時の社長はとても生き生きされています。社長の最も幸せな瞬間というのは、教育を生業にしていこうと考えたきかっけとおっしゃっていた、教育現場での受講生が変わっていく瞬間に立ち会う時ということになりますか?

そうですね。好きなんですよね。受講生が変わる瞬間もいいのですが、最近はクライアントの人事の方とずっと共同してやっていく、そのプロセスに幸せを感じています。今日で終わりという、いよいよ最後の日なんて、もう皆一緒になって涙々です。その瞬間に家族のようにな心境です。共につくるということをコンセプトにしてきてよかったなと思える感動の瞬間です。仕事で泣くということはあまりよくないことなのかもしれませんが、最後くらいはいいんじゃないかと。これからも最後に一緒に泣ける仕事をしていきたいですね。
幸せの瞬間ということで言いますと、もうひとつはスタッフと共有する時間ですね。彼女達が本当に自分のやりたいことが精一杯できて、お客様に喜ばれ、共に苦労し、共に成長していくことができたらこんな幸せなことはないと思います。受講生が変わっていく瞬間に立ち会うこと。お客様と共に創り上げていく喜び。スタッフと共に成長する喜び。これらの3つの幸せな瞬間は甲乙つけがたくて、自分の中ではどれが一番とも言えないものですね。