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語る

株式会社ディースパーク
代表取締役
晴山暢彦
経営者に学ぶ

(1)押し付けのコンサルタントではなく、お願いされるコンサルタント

(2)次世代のベンチャー企業の経営者を10人作り出したい

(3)重要なのは「主体性」・「柔軟性」・「スピード」

マングローブの事業概要5+1

鬼才異彩

晴山暢彦
株式会社ディースパーク
所 在 地: <本社>
〒542-0081 大阪市中央区南船場4-2-11
ベネトン心斎橋ビル7F
06-6245-6638
事業内容:
  • 人材派遣
  • 人材紹介事業
  • アウトソーシング事業
  • コンサルティング事業
  • 広告代理店事業
U  R  L: http://www.d-spark.com/

先週に引き続き、株式会社ディースパーク 代表取締役 晴山暢彦氏のインタビューをお届けいたします。後編では、今後の事業の展望と企業理念、目指される組織風土についてお話いただきました。

東京ではなく大阪で事業を立ち上げられたのは、何か理由がおありですか?

それは戦略なんですよ。意外とね、全て戦略的に考えるんですよ。
僕はランチェスター理論を勉強していて専任講師などもやっているんですが、あの理論は、狭いところで勝つとか競合が少ないところで勝つとか、弱いものをいじめて勝つとか(笑い)、そういう考え方ですよね。
僕がこのビジネスを始める時に、いきなり東京に進出して喧嘩売っても勝ち目ないんですね。但し、マーケットのない地方の端っこに行っても意味がない。
であれば、マーケットもあって勝てるところはどこなのか?そこで、西日本エリアマネージャーをやっていましたので、土地勘もあってマーケットも分かっている大阪でやるのがいいんじゃないか、大阪なら勝てるんじゃないかと思ったんです。大阪で旗揚げして東京に攻めて行けばいいんじゃないかと。
その後の攻め方とか出店の計画も全て理由があって、点が線になり、線が面になっていく、全部戦略ですね。

創業時の苦労話などあればお聞かせ下さい。

僕ってあんまり苦労したことないんですよね。意外と苦労したことを消し去ってしまう性格なのかも知れませんが(笑)。
でも、創業時はやはりお金に苦労したことはありましたね。人材派遣事業って、意外とお金がかかるんだなと思った時期があります。先にスタッフへの給与の支払があって、後から入金されますので、売上が上がれば上がるほどお金が必要になって。ちゃんと切り抜けられましたが。

当時特化型の派遣事業は珍しかったと仰いましたが、当時と今の派遣事業の比較や、今後の事業展開についてはどのようにお考えですか。

現在、派遣事業の成長が鈍化していると言われていますが、それはあくまで大手を含め事務派遣の企業が増え、同じパイを食い合っていることから起こっていることなんですよね。それでもトータルで110%は伸びていますが。
それでは、どういう派遣が伸びるかというと単純に今まで派遣を使っていなかった業種、具体的にはサービス業です。
僕らは今、アパレルで百貨店さんや、飲食のホール、デパ地下、コンビニの店員などに特化して派遣していますが、これらの業種はこれまでは1,500円も出して人を雇うなんて発想はなかったんですね。ところが、深刻な少子化問題という時代の中でいよいよ人が足りなくなってきた。接客の第一線、現場で売上を稼ぐ人が足りないんですよ。この状況は当面続きます。
要は、アルバイトという形態から派遣という形態に変わって、直接雇用から我々を通して間接的な雇用へと切り替わっていくんです。
我々としては今後5年は成長し続けられると読んでいます。その後、単独でやっていくのは労力がかかり過ぎるので、M&Aを含めた事業拡大が必要となると思います。

大阪での、梅田北ヤードの開発などは大きなビジネスチャンスですね。

東京でもそうなんですが、景気が良くなるから人が足りないのではなく、店が出来るから人が足りなくなるんですね。商品が売れているとか売れていないとかは関係なく人が要るのです。ですから、商業施設があれだけ増えている東京は景気が良いと感じるのではないでしょうか。大阪もそういった施設が増えると需要も増えるでしょうね。

外国人の雇用なども、事業拡大の計画に取り入れるべきとお考えですか。

色々リスクが高いので、当面は計画外にあります。中長期的には視野に入れないと日本の経済にも影響があると思いますが、今すぐ海外の人材に頼る必要はないと考えています。
それより国内でも、格差や人の需要にばらつきがありますし、仕事がなく働きたくても働けない人が若い人がたくさんいるんです。例えば沖縄でアパレルで働きたいと思っても、地元にあるのはスーパーの中にあるショッピングモールみたいなお店で、六本木ヒルズみたいなお店がある訳ではない。
そんなところで夢を持っている若い人達は、時給600円程度で、お金もコネもなく都会に行くことも出来ない。そんな若い人達を都会に移住させてあげるんです。地元で時給600円なら1200円に、家賃4万円なら同じ家賃で東京の1ルームを用意し、きちんと教育して六本木ヒルズで頑張りなさいと。
今、各地に140室ほど1ルームマンションを借り上げしています。

人材定着の観点からも効果的ですね。

そうですね。そういった形で都会で働き出した人は、なかなか辞めないです。
また根本的な話ですが、実はディースパークの“D”は夢=DreamのDで、人の夢を輝かせるお手伝いをして行きたいんです。例えば、田舎にいて都会に憧れているけど、お金もなく夢が叶わず苦労している若い人達にチャンスを与え支援し、夢を実現するお手伝いをするということです。