今野誠一のパーソナルライフ

体作り奮戦記

第6回 バトル

【多々納敦のパーソナルトレーニング】の企画「今野誠一の肉体改造計画」は、今野の尿酸値が異常に高いという状況で、まともに筋トレをするとかえって悪化するということで、最初から暗雲がたちこめた状態で始まりました。
 
本来はパーソナルトレーニングの第一人者である多々納トレーナーからは、本格的なトレーニングノウハウを指導してほしいところなのですが・・・。
運動法ではなく健康法を相談している状態になり、今野のパーソナルライフの【運動】【健康】がおんなじような内容なってしまう事態となってしまったわけです。
 
健康診断の結果を見た多々納トレーナーのアドバイスは、次の5点でした。
 
    ストレッチを多く取り入れる
(疲労を最大限回復しやすい肉体にするため柔軟性を向上させる)

    有酸素運動を最大心拍数の60%以上に上げないこと
(高い強度に上げないで中性脂肪をよりエネルギーとして利用しやすい強度に設定する)

    尿酸値が高いので当面、筋トレはやめること

    運動中の水分摂取を心掛ける

    しっかり休養を取ることを心がけること
 
このアドバイスの前提で、ゴールドジム表参道店で、実地指導を受けた1月17日から早くも1ヶ月半が経とうとしています。
きちんと実行に移して、一日も早くこの状態を脱して、本来のトレーニング指導を開始したいわけですが・・・。
 
途中経過を会話しようということになり、今日は食事を共にしながらの対談です。


【対談】
 
多々納「早いもんですねえ。表参道でご一緒してから早くも1ヶ月半です。今野さん、その後取り組みは順調ですか?」
 
今野「おーっと、さすが多々納先生、乾杯してすぐに指導開始かあ。相変わらず手厳しいなあ・・。ちょっと料理食べてからにしようよ」
 
多々納「ダメですよ。酔う前に大事な話をしないと・・・。第一今日の料理の多くは尿酸値にはよくないんですよ。こんな高級な店に連れて来ていただいて僕はうれしいんですけどね、今野さん当面は食事にも気を使わないと・・・。プリン体の多い食べ物、少ない食べ物について勉強したじゃないですか」
 
今野「厳しいなあ・・・。俺はうさぎじゃないんだからさあ。野菜ばっかり食べているわけにはいかないんだよ。つきあいだってあるしさあ・・。せっかくいい店に来てるのにその言い方はないよなあ」
 
多々納「今野さんの体を思えばこそじゃないですか。それに読者の皆さんの中にも、同じような境遇の方が少なからずいらっしゃるんですから、編集長の今野さんが手本を見せよう、ってことになったわけですから」
 
今野「それは、その通り。やる時はやるよ。たださあ、このご時勢でストレスも相当なんだよね。たまにはこういうところでゆっくり酒でも飲まないとやってられないわけでさ~」
 
多々納「今野さんにしては、珍しく弱気ですね。いやあ、今野さんらしくない。今日はちょっと喝を入れないとマズイっすね。まあせっかく来たんですから今日だけは大目に見ますけど、今後はダメですよ。普通の状態じゃないんですから」
 
今野「しかしねえ、俺だけじゃないと思うんだよね。経営者にとって健康が一番で運動が大事だっていうのは多々納氏の言うとおりで、俺も日頃からそう思ってるんだけどね。目の前の業績のことを考えると一分でも時間が惜しい。仕事に時間を使いたい。現場に出たい。お客様を探す時間が欲しい、って皆思っているもんだと思うんだよね」

 一生懸命言い訳する今野 
 DSC01670.jpg
 
多々納「それはそうなんでしょうね。大変な状況はよくわかります」
 
今野「だから、ジムに行けることが理想だとは思うんだけど、行けない状態になっている経営者も多い中で、自分も最近そうなってきてるんだけど、オフィスでできる手近な運動法とかさ。この間教えてもらった職場でできるストレッチとかさ。そういう特集をやったら喜んでもらえると思うんだよね。協力してくれないかなあ」
 
多々納「今野さん。どうかしちゃったんじゃないんですか。いい加減にしてくださいよ


どんどん険しくなる多々納トレーナーの表情 
DSC01667.jpg
 
今野「おいおい、なんで怒ってるんだよ。勘弁してよ。読者の多くは経営者だと思うから経営者が助かる情報を出したいって思って言ってるだけだよ」
 
多々納「いやあ、今日の今野さんはほんとにどうかしてますわ。今野さんのブログはほとんど僕は読んでるんですよ。みんなの見本になるべき今野さんがそんな矛盾したことを言ってちゃ困りますよ。この間まで連載してた、なんですか、若手社員の皆さんを仕事できるようにしようっていう企画あったじゃないですか。その中で時間の使い方を4つの箱に分けて考えるんだって言ってましたよね。大事だけど急いでいないことに時間を使うのが仕事のできる人だって書いてありましたよね」
 
今野「多々納氏、よく読んでるね。確かに書いたよ。重要だけど緊急でないことを第二領域と言ってね。緊急じゃないからついつい先延ばしにしているんだけど、実はとても重要で明日の備えになったり、トラブルを回避することにつながったりする。体を鍛えることなんかも、それを怠っていて結局病気になって膨大な時間を無駄にすることの無いように備える考え方なんだ」
 
多々納「だから矛盾しているって言ってるんですよ。そう教えている今野さんが、忙しい経営者が職場で手軽にできる運動の方法を教えろ、ってそれっていったい何なんですか?そんなことを教えるために僕はこの企画に協力してるんじゃないですよ」

「いい加減にしてくださいよ、今野さん」
DSC01668.jpg
 
 
今野「・・・・・・」
 
多々納「第一、いくら厳しい状況になったからと言って、社長が急に右往左往して、30分1時間オフィスにかじりついて社員を見張っていたからって何か好転するとでも言うんですか?急に会議に時間かけたからって何か生まれるとも思えないですよ。かえって逆効果かもしれません。それよりは、まずは朝ビシッと30分1時間ジムで汗を流して、爽快な状態で元気にオフィスに登場して、局面を変えるような経営者にしかできない新たな発想や、大きなところからの判断をしていったほうが社員にとっても、ひいては会社にとってもいいことだと僕は思いますよ」
 
今野「悔しいけど、今日は全面的に負けてる気がするよ。


思いっきりしょげかえっている今野
  DSC01669.jpg
  
多々納「ひょっとして、今野さん運動サボってることの言い訳にしてるんじゃないですか。そんなの全然今野さんらしくないですよ。どんな時にも動じずにペースを変えずに今までもやってたじゃないですか。目を覚ましてくださいよ。僕にインタビューしてくれた時に話した『厳しい時に一番大事なことは、トップが自信を失わず、一番元気でいること』っていうあの言葉。今野さんも実践して来られたのに、今日は忘れちゃってるじゃないですか」
 
今野「・・・・・・」


【新たなる決意】
 
こうして、今回の対談は、一方的に今野の敗北。
不用意な弱気な発言は、ことごとく多々納先生の誠にまっとうなる叱責に目を覚ませられ、ぐうの音も出ない状態となったのでした。

ここまで言う多々納トレーナーに、正直ムッともしたのですが、くじけていく自分に喝を入れてくれることにありがたい気持ちも強くあり・・・。
 
多々納トレーナーから厳命が下りました。
    ジムでの指導どおりの運動を継続するよう再度決意すること。
    近々再度血液検査をして、尿酸値の変化を見て次の方針を決めること。
 
 
今日のこの対談をきっかけに、再び今野は決意していました。
経営の厳しさ忙しさを言い訳にせず、そうだからこそ指導どおりの運動を地道に続け、復活を遂げる決意を・・・・。
知らず知らず、自分に甘え手軽な道を探していた自分を恥じる今野でありました。
 
(次回へ続く)

ご意見・ご感想をお待ちしています

体作り奮戦記 に関する記事一覧

体作り奮戦記 の一覧に戻る

今野誠一のパーソナルライフ 一覧に戻る

このページのトップへ戻る

今野誠一のパーソナルライフ

各コンテンツ 最新記事

ブログ今野誠一のブログ
設立記念日
語る経営者インタビュー
“子供たちの無限の可能性を救いたい” NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク
理事長 松井秀文 氏
繋ぐ経営者対談
経営者に聞く!事業継承の真髄とは? 水島達也 社長 × 関田勝次 社長
集うイベント・セミナー
強い組織、善い組織とは? NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク 
理事長 松井秀文氏 氏
今野誠一のパーソナルライフ今野誠一のパーソナルライフ
第35回 体脂肪率ダウン合戦(第26週)[体作り奮戦記]