今野誠一のパーソナルライフ

環境

第1回 NPO法人GoodDay渡辺さん来社

パーソナルライフ『環境』の第1回は、若者達が環境問題に遊びを通して、身近な問題として取り組んでいこうという趣旨で発足したNPO法人GoodDayの渡辺さんとの対談です。対談と言っても渡辺さんを講師とした勉強会となりました。
NPO法人GoodDayさんとは、今後も色々と一緒にできればうれしいと思っています。


渡辺 「今野さん、社名を聞いたときから環境に関心が高い会社だと思っていました。」

 
           DSC02059.jpgのサムネール画像 

 
今野 「よく言われますけどね、環境系の会社ですかって・・・。最近出した本にも書いたのですが、マングローブという植物から生き方や経営のヒントなど多くのことを学んでいます。そして、知れば知るほど環境にとって、生態系の要として重要な植物だと感じています。二酸化炭素を酸素に変える能力なんて、植物の中ではトップレベルなんです。環境の象徴とも言える植物ですよ。我々ももっと環境に関心を持っていかなければと常々思っています。ですが、いきなり会社として大げさなことが出来るわけではありません。今は、自然保護団体に寄付くらいです・・・。
そんな中、 NPO法人「GoodDay」
を知ったのですが、『楽しみながらエコ』というコンセプトは良いですね。」
 
 
浜中 「本当ですよね。眉間にしわ寄せて環境問題って言ってたら、敬遠しちゃいますからね・・・。」
 
渡辺「ありがとうございます。お二人のおっしゃる通りだと思うんです。環境問題って大上段に構えず、まずは関心を持ってもらうことが大切です。でも、まだまだ日本では関心を持ってもらうまでのハードルが高いんです・・・。ですので、NPO法人「GoodDay」では、まずは参加者の「関心」が高まるような楽しい仕掛け作りにこだわっています。だって楽しくないと関心なんて持てないですから、少なくとも私は(笑)。
楽しみながら参加して、何か一つでも得るものがある。どのイベントでもこの思いを大切にして企画しています。関心をもってもらった後は、現状を知ること が大切です。何かをやるのはその次でいいんです。まずは現状を知らないと良い行動も取れませんから。そして、知ったことを誰かに伝える。自分の出来る ことから始める。⑤継続する。この5つを行うことが大事だと考えています。」

【Nancy先生のミニ講座】
環境問題に関心を持つ
環境問題の現状を理解する
周囲の人に現状を伝える
自分が出来ることから始める
継続する
 
浜中「なるほど。普段から社長にどんな仕事でも楽しめって言われますが、それと同じですね。」
 
今野「そうだね。このコーナーでもNancy先生のお力を借りながら、読者の皆様に環境問題に少しでも関心を深めてもらえる内容に出来たらと思っています。先生、どうぞよろしくお願いいたします。」
 
渡辺「こちらこそお願い致します。」

 
【割り箸に関して】
 
渡辺「それにしても、マングローブの社名って良いですね。うちのNPOの名前にしたいくらいですよ。」
 
今野「嬉しいですね。NPO法人マングローブ。NPO法人「GoodDay」から変更しちゃいましょうか(笑)」
 
渡辺「そうそう、今野さん!個人的に環境問題に取り組んでいらっしゃることはありますか。」
 
今野「そうですね。先程、先生がお話された『自分ができることから始めよう』とマイ箸を使っています。社内でも何人かいますね。社内イベントの景品としてプレゼントしていた時があったんですよ。」
 
    今野が携帯しているマイ箸。キャンプ用品などにも使われる、mont-bellの伸縮式。いいですよ。
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渡辺「素晴らしいですね。せっかくですので、箸にちなんだクイズをして、環境問題を考えてみましょうか!それでは、さっそく第1問です。チャラン♪ 日本人1人当たりが年間に使う割り箸の数として正しいのは、次のうちどれでしょうか。
 
A=50膳    B=100膳    C=200膳
 
浜中「どうですかね。月4本くらい使っていると考えて、4本×12ヶ月で48本。Aじゃないですかね」
 
今野「えっ、もっと使っているんじゃないかな。じゃ、浜中君の倍の100膳にしよう!さすがに200膳まではいかないでしょう。」
 
渡辺「ブッブー!お二人とも残念。正解はCで、年間200膳なんです。想像したより多かったようですね。さて、日本全体で年間に使われる割り箸を使って、標準的な木造の戸建が何棟くらい出来ると思いますか。浜中さん、どうですか。

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浜中「ギクッ・・・。これは難しいですね。根拠はないんですが、2000棟くらいですかね。」
 
渡辺「再び、ブッブ-です。なんと、2万棟も建てられると言われます。」
 
今野「そんなにですか。驚くべき数ですね。割り箸で2万棟ですか。確か日本で使われている割り箸のほとんどが、中国から輸されていると聞いたことがありますよ。」
 
渡辺「今野さん、詳しいですね。1990年頃から、原生林を使った中国製割り箸の大量輸入から割り箸論争が起こり、マイ箸ブームへとつながっていきます。その後間伐材や竹を使用した製品の登場といった改善の動きも出てきてはいますが、まだまだ中国の原生林に与える影響は深刻と言われています。
 
今野「なるほど。今のお話を聞くと今後も継続していかなくてはと思いましたよ。」
 
浜中「私もすぐに購入します!」
 
渡辺「えっ、浜中さん、お持ちじゃないんですか!?」
 
浜中「すみません・・・。」


【Nancy先生のミニ講座】

・日本人一人が一年に使う割り箸は、200膳。
・全国を合わせると標準的な木造住宅2万棟建設できる。

  
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【ゴミに関して】

渡辺「他に取り組まれていることはありますか?」
 
浜中「マングローブでは『月金の精霊』と言うものがあります。これは、毎日曜日のテーマを持って全社で決めたことを取り組むというものです。木曜日は、『木の日』として、木を大切にするために紙を極力使わない日と決めています。トイレのペーパータオルやコピーの利用を控えています。ペーパータオルを使えば、結果的に木材の伐採を増やすだけでなく、その分ゴミを増やすことになりますからね。」
 
渡辺「色々な取り組みをされているんですね。マングローブさんのように木を大切に使おう、ゴミを出すのを抑えようとされている企業ばかりだと良いんですけどね。なかなか現実は・・・。今、ゴミのお話がでましたので、次はゴミに関するクイズにしましょう。チャラン♪次のうち、日本人が1日に出すゴミの量として正しい数値はどれでしょうか」
 
A=0.5キロ    B=1.0キロ   C=3.0キロ
 
今野「先生!」
 
渡辺「はい、今野さん」

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今野「Cですね!クイズに出すくらいだからきっと多いんでしょ。」
 
浜中「私はBだと思いますよ。Bでも多いような気がするな・・・。」
 
渡辺「正解は・・・1キロです。浜中さん、正解です。パチパチ!」
 
今野「1キロかっ。ということは、1年間で365キロ。四人家族だと1500キロ。1.5トン?こりゃすごい数字だね。参りました。」
 
渡辺「家庭ゴミも問題なんですが、産業廃棄物も深刻な問題になっています。年間1.5トンものゴミが一家族から出されるというお話も出ましたが、産業廃棄物はその数倍とも言われています。今野さん、どのくらいだと思いますか。」
  
今野「5倍くらじゃないですかね~」
 
渡辺「再び、ブッブーです。答えは8倍なんです。
 
今野「もうクイズいいですよ。全然正解しないですから…。ちなみに産業廃棄物って、どんなものが多いんですか。」
 
渡辺「言葉は聞いたことはあっても、内容まではなかなか分からないですよね。産業廃棄物は、家畜などの糞尿や残土、建築廃材が多いと言われています。そして、残念なことに、日本を代表する富士山でも廃棄物が至るところで見られるんですね。富士山が世界遺産に認定されないのは、樹海に広がる廃棄物のためということ皆さん、知っていましたか?
 
今野「ええ、登山者が酸素ボンベやを投棄していると聞いたことがありますね」
 
渡辺「そうですね。登山者が投棄するゴミ類も問題ではあるのですが、樹海のものは、ほとんど業者の不法投棄なんですね。主に、タイヤ、クルマ、ドラム缶、家電などが投棄されているんです。
 
浜中「それは知りませんでした。とんでもない輩がいるもんですね」

【Nancy先生のミニ講座】

・日本人が一日に出すゴミの量は、1キログラムである。
・4人家族で一年に出すゴミの量は、1.5トンにも上る計算。
・産業廃棄物は一般のゴミの8倍も量がある。
・富士山が世界遺産に認定されないのは、業者の不法投棄のため。

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渡辺「富士山の話題が出たところで、ここでお知らせをさせてください。
私がスタッフを務めますNPO法人「GoodDay」夏の風物詩、
フジヤマ☆スカベンジ大作戦2009!
を今年も開催しちゃいます♪
夏の思い出に、バスを貸切って、楽しく、富士山(フジヤマ)のごみ拾い(スカベンジ)をしませんか?」
 
  2009年8月8日(土) 新宿西口出発==静岡県到着==現場でごみ拾い
                ==立ち寄り温泉==懇親会==新宿西口到着
    詳細は、GoodDayのHPをご覧下さい
 
 
今野「あららっ、あっという間にこんな時間じゃないですか。すっかり無邪気に学んでしまいました。文字通り、『楽しみながらエコ』を体験した気がします。今日は授業でしたが、今後はGoodDayのイベント体験なども交えて、文字通り楽しみながら取り組んでいきたいと思います。引き続きよろしくお願いします」
 
浜中「私も、知らないことが多く、とても楽しく勉強させてもらいました。これからもよろしくお願いします」
 
渡辺「そう言っていただけて光栄です。MG-NET+の読者の皆さん、また登場する機会もあるかもしれません。これからもよろしくお願いします」

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