今野誠一のパーソナルライフ

似内康典の音楽四方山話

第12回 感想特集

『キース・ジャレットについて』3回続きましたので、今回は「ひと休み」です。

読者の皆さんから、感想が寄せられていますので、ご紹介したいと思います。
『感想特集』の回とさせていただきます。
それぞれ、似内康典氏からの返信もあわせてお読みください。

 
【20代 男性会社員Aさんよりのご感想】
 
突然のご連絡失礼いたします。
 
世代が違うため詳しい内容はよく分からず、正直四苦八苦しながら読んでいるところもありますが、勉強になってます。
 
音楽を愛する一人として、似内様のようにあらゆるジャンルを深く知りたいと常々思っています。
 
これからも頑張ってついていきたいと思います。
 
ジャズはこれまで趣味ではなく、お高くとまったマニアの音楽と敬遠しておりましたが、キース・ジャレットのCDを買って聴いてみました。
「ケルン・コンサート」です。
 
最高ですね。今一番聴いているCDになってます。
 
音楽四方山話の記事を毎回楽しみにしています。
 
これからも頑張ってください。
 
 
《似内康典氏からAさんへの返信》
 
ご感想ありがとうございます。
 
「ケルン・コンサート」の新しいファンがまた一人増えました。
 
ケルンは75年の録音です。
今から30数年前の記録ですが、私にとってはつい昨日のことのようです。
 
70年代というとえらく遠い昔と思うかも知れませんが、私は、50年代も全く古さを感じません。
ぜひ、お高くとまったマニアの音楽と敬遠せず、聴いてみて下さい。
「食わず嫌い」は、人生の楽しみを半減させます。
 
現代のデジタルリマスタリングは音をつくっているという人もいますが、私は大いに歓迎しています。
 
話は変わりますが、本年9月には、ビートルズのリマスタリングが発売されます。
今から楽しみでしょうがありません。
 
ケルンの次は今野社長が好きな「ステアケース」はいかがですか。
感想をお教え下さい。
 
自分の心に引っかかるものを聴くことが、あらゆるジャンルを知る近道になると思います。
 
以上、よろしくお願い致します。
 
 
【40代 会社経営者Bさんからの感想】
 
このコラムは凄すぎます。しばらく読んでいなかったのを後悔。
 
最新のキースジャレットの回に寄せて感想を書こうかなあと思ったんですが、“女流ニューミュージックの三傑”を今読んで、あまりに懐かしく共感してしまったので、こっちにしました。
 
僕も、中島みゆき、荒井由美、竹内まりや、が三傑であるということに大賛成です。
中島みゆきでいちばん好きなのは、(そのときどきでイチバンが違うんですが)「ルージュ」と「化粧」と「狼になりたい」と。。。あらら、まだまだたくさん出てきそうです。
 
荒井由美の「海をみていた午後」、胸がキュンキュンしますね。
あれは大学三年生の夏。ああ、キュンキュンです。
彼女に振られて、野郎二人で、日本海にホンダのシビックを交替で運転しながら傷心旅行に出かけました。
 
カーラジオの曲の5割はユーミンでした。
竹内まりやも胸が痛みます。「駅」を初めて聴いたとき、涙があふれてきました。
 
50を間近にしたオッサンがこんなに心を揺さぶられるなんて(しかも30年近く経っているというのに、こんなスラスラ感想を書けるなんて)、やっぱりこの3人は凄いです。
それにも増して、似内さんの音楽四方山話の深さ、広さ、面白さに敬服です。
支離滅裂な感想をお許しください。
 
 
《似内康典氏からBさんへの返信》
 
ご感想ありがとうございます。
 
また、お褒めの言葉をいただき、恐縮です。
 
さて、総じて我々の世代は、いろいろな場面で「中島みゆき」、「荒井由美」、「竹内まりや」を聴いてきました。
 
今の時代は誰になるのか、私の耳に届くアーチストはいませんが、たぶん私の知らない三傑が出てくることと思います。
 
この三傑と同時代に生まれ育ったことに、今は感謝しています。
 
何十年前だろうが自分がいいと思った音楽を聴きましょう。
 
「海を見ていた午後」は荒井由美の年齢に関係ない、才能と成熟を感じます。
中島みゆきは、平成の美空ひばりです。
竹内まりやは、私に余裕と柔軟性を教えてくれます。
 
ここに「心を揺さぶられる」キーがあると思います。
 
今後もよろしくお願い致します。
 
 
【50代 女性 Cさんよりの感想】
 
同じ時代を生きているすばらしい『人物:キース・ジャレット』について、思いもかけないところで、すばらしいレクチャーをいただきました。
 
ザ・ケルン・コンサートの印象にとどまっていたことは、なんともったいなかったことでしょう。
 
時には詩人のように、大半はマニアックに、大胆にも繊細にも語られる似内康典氏。
どれだけの時間をキース・ジャレットと過ごされたのでしょう。
 
傾ける情熱と冷静さを保つ分析。
ただものではないと思いました。
 
そして、今野誠一氏の多方面から繰り出される、解説という名のマニアックなフォローパンチは、かなりの有効打になって、全体の印象を愉快で面白みのあるものにしていると思いました。
 
お二人のコンビは、絶妙!とお見受けいたしました。
これからも楽しみにしております。
 
 
《似内康典氏からCさんへの返信》
 
ご感想ありがとうございます
 
キースについては、少々マニアックすぎたと思っていました。
 
フオークに始まり、ビートルズ、クラプトン、プログレ、その次がキース・ジャレットでした。
もし、マイルス、コルトレーンをそれ以前に聴いていたら、キースに違和感を持ったかも知れません。
 
ジャズという言葉を知らないうちにキースを聴いたことと、さらに長い間彼が第一線で活躍し、かつ新しいCDを発表し続けていることが、聴き続けられた理由ではないかと、思う次第です。
 
「どれだけの時間をキース・ジャレットと過ごした・・・」ことよりも、同時代で聴き、これからも聴き続けるであろうアーチストを得られたことを、自分自身では評価しています。
 
そして、そして、です。
 
今野氏の解説、節回しには私も驚いています。
その情報網と氏の音楽の感性は、ただ者ではない・・・と、富に感じております。
 
今後もよろしくお願い致します。
 
 
今回の感想特集いかがでしたか?

これからも【似内康典の音楽四方山話】をよろしくお願いいたします。
また時折、【感想特集】やりたいと思います。

皆さんからのご感想、心よりお待ちしてます。

ご意見・ご感想をお待ちしています

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