株式会社マングローブ
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繋ぐ:ビジネスマッチング

 水島会長のインタビューを読む
    株式会社ユニックス
    http://www.unix.co.jp


 八藤社長のインタビューを読む
    ベレックス株式会社
    http://www.nailstation.jp





第6回対談
 日本プランニングスタッフ株式会社
              小林隆社長
 株式会社メイプルリビングサービス社
              加藤照美社長
第5回対談
 株式会社インディソフトウェア
              野津幸治社長
 Xarts株式会社
              和田昌之社長
第4回対談
 株式会社コラボレット
              岡崎真社長
 サイバーナビ株式会社
              山崎慎也社長
第3回対談
 東京メトロポリタン税理士法人
              北岡修一代表
 武蔵野労務行政事務所
              猶木貴彦代表
第2回対談
 株式会社神原 神原令子社長
 株式会社リベント 三上力央社長

第1回対談
 株式会社ユニックス 水島達也会長
 ベレックス株式会社 八藤浩志社長
             
 
『繋ぐ』では、これまで『鬼才異彩』にご登場いただいた経営者の方々に対談形式で再びご登場いただきます。
「あの人に会いたい」、「あの人と語り合ってみたい」という声にもお応えしていきます。

記念すべき第1回目は、株式会社ユニックス水島会長とベレックス株式会社八藤社長の対談をお届けします。
水島会長は首都圏に美容室『Unix』を20店舗、八藤社長は会員制ネイルサロン『NAILSTATION』を
30店舗展開しています。美容業界が変わろうとしている今、お二人のビジネスから目が離せません。
第1回 「美容業界の経営者を繋ぐ〜社員とのコミュニケーション成功法〜
株式会社ユニックス水島達也会長 × ベレックス株式会社八藤浩二社長
最近の美容業界の動向を教えてください。

水島会長 「スパビジネス」というものが、様々な業界から注目されはじめています。「スパ」=温泉という印象をお持ちの方も多いと思いますが、それに限定されず「美と健康」という大きな意味合いがあります。『The Total Beauty & Wellness Center』(美と健康の施設)という新しいビジネスとして、ここ数年米国を始め世界中で急速に発展しており、ヨガのような精神を鍛えるエクササイズ、ボディトリートメントやボディマッサージ、フェイシャルマッサージのようなエステ、ヘアケア、ネイルケア、メイクアップといったサービスが含まれます。簡単に言うと、『美と健康を得るための総合デパート』のようなものです。

以前米国のシアトルを訪れた際にとても驚いたことがありました。それは、ほかでもなく『ジーン・ウォレス・サロン』が大型ショッピングセンターのメインテナントになっていたこと。『ジーン・ウォレス・サロン』というのは、シアトル郊外を含めワシントン州に7店舗ほど出店している美容サロンで、マッサージやネイルケアも含む事業を展開し、店舗面積は平均で500坪、最も広いところで800坪もあるほどです。そして、その総売上げが年間60億円。たった7店舗でその売上げですから、とにかく驚きました。理美容の店舗がショッピングセンターのメインテナントになりうること、そしてそれだけの売上げをあげられるんだということに大いに刺激を受けました。また、本場を自分の足で歩き、自分の目で見ることが大切だということも改めて感じましたね。

その規模には驚きますが、日本ではまず考えられないことですよね。


水島会長 もちろん、米国と同程度の規模を日本で展開することは難しいかも知れません。しかし、世の中の流れをよく見て仕掛けていけば、必ず成功するという確信があります。日本でも、美容師、理容師という資格を必要とする職業を核として、ネイル、エステ、着付けサービス等を集約し、総合的なサービスとして提供していこうと、美容業界全体が動きはじめています。

もともと日本でのスパビジネスに火付け役となったのは、郊外にあるショッピングセンターなんですよ。郊外で広大な敷地が充分確保できます。そのため、地方では大型ショッピングセンター内にスパ施設が計画されつつあり、業界全体がとても面白い時期に突入してきたなと実感しています。

ネイルケアビジネスの良い点は、ヘアカットに比べてお客様のリピート率が高いことですね。

八藤社長 そうなんです、私もそこに目をつけましてこの業界に足を踏み入れたわけです。ネイルは約10日に一度は必ずケアが必要になりますから、多い方ですと月3回は来店することになります。会員数を増やそうと、今までは出店数を勢力的に増やすことだけを意識していたのですが、最近はそれだけではいけないと考えるようになりました。

水島会長 それはどうしてですか?

八藤社長 出店数を増やすよりも、現場の社員とのコミュニケーションを活性化させることを優先すべきだと気付いたからなのです。ケア技術を持つ現場社員がいなければ、出店しても意味がない。経営者と社員の信頼関係が作られていないと、いくら会社の方向性を示しても理解されませんし、何も前に進められないということを痛感しています。水島会長のインタビュー記事を拝見し、組織がきちんと作られていること、水島会長自らが社員一人一人とのコミュニケーションをとても大事にされていることに驚きました。

水島会長 社員が私にダイレクトにレポートを提出できる社内システムを作り、日々のコミュニケーションを取るようになって10年以上になります。それに対する私の返信内容については、全社員に公開されています。どのような仕組みを作れば、社員が気軽にコメントを出しやすくなるか。この点が非常に難しいところだとは思います。ただ、はじめの段階さえクリアできれば、その後は皆気軽にコメントをくれるようになると思います。10店舗規模ぐらいまでは良かったのですが、店舗数が増えると送られてくるレポートもかなりの量になるので、今は読むだけでも大変ですよ(笑)特別なことをしているわけではないと思っていますが、ここまで継続できていることは我ながら自慢でもあります。

八藤社長 どのような内容のメールが送られてくるんですか?

水島会長 様々な内容がありますよ。中には「僕の給料はどうしてこんな金額なのですか」というような質問もありました(笑)社員からの質問とそれに対しての私の回答をすべて公開していますので、社内で妙な噂が立つこともありませんし、有効なコミュニケーション手段であると思っています。社員とコミュニケーションを取ること=現場で何が起きているのかを知ることは、経営上で最も重要なことだと考えているので時間を惜しむべきではないでしょうね。

八藤社長 なるほど。公開するなら中途半端ではなく徹底的にオープンにすること、時間を割いてひとつひとつの内容に対して丁寧に答えていくこと、それが大事なんですね。弊社のネイリストは9割が新卒採用で、ネイリスト養成学校を卒業し、初めて勤務するのが弊社である方たちがほとんどなのです。そのため、「社会人として・・・」という部分も丁寧に教えていく必要がありますし、「ネイリストのプロフェッショナルとなるためには・・・」ということも教えていかなければならない。さらには、会社の理念を理解し、これから会社の風土を作り上げていく大切な人材でもありますから、手塩にかけて育てていきいという強い気持ちがあります。この点を考えると、やはりコミュニケーションを重視していきたいですね。
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